衆院神奈川17区分析・最終章

衆院選神奈川17区を追いかけ続けてきました。
算術上の予測は完全に外れました。

高市旋風のすさまじさと国民民主党のからの出馬が狂わせました。
前提がすっ飛びました。

高市旋風については昨日も書いた通りです。
期日前投票は高市旋風の表現の場でした。

当初の世論調査で中道改革の佐々木ナオミさんは接戦とされていました。
期日前投票が本格化する前のことです。

実際に投票した人が増えました。
高市自民を推す力となり周囲に口コミやSNSで伝播していったと思います。

ピークは投票日前々日の金曜日です。
投票所は行列ができるほどでした。

雪が降る前の暖かな日和のうちに投票しようとしたのです。
集団の動きですので熱気は高まります。

その熱さは大雪にも負けず極寒の土曜日、大雪の日曜日を乗り切りました。
統一教会疑惑やステマ問題も奔流で流されました。

投票結果は自民が10万7千、佐々木さんが6万8千、国民民主が4万6千です。
佐々木さんと国民民主を足せば自民を上回ります。

ちょうど前回2024年10月の衆院選とほぼ同じ得票です。
中道改革と国民民主に票が分かれたことは想像以上に痛手でした。

立民と公明が組んだことへの有権者の反発が得票に出たと想像できます。
中道としてはこのマイナス面を公明・創価学会票でカバーする戦略でした。

ところが実際は準備期間が余りに短く十分に機能できなかったと思います。
中道にとっては捕らぬ狸の皮算用となってしまいました。

この戦略がもう少し機能すれば自民の票は減り立民の票は増えました。
結果的には机上のプランに終わりました。