野中広務氏からの応援メッセージ

私が薫陶を受けた野中広務氏が9日に横浜にこられた際に私に向けて発せられた応援メッセージです。大変に感動しました。

私の履歴

野中でございます。いまあべ先生からお話がございましたが、私は長いあいだ地方政治にかかわり、町会議員、町長 そして京都府会議員 さらに京都府副知事をつとめました。そのあと57歳で衆議院になりまして、当選7回、20年間国政に参画をさせて頂きました。その間、自治大臣 国会公安委員長をつとめました。阪神淡路大震災 オウム真理教事件、函館ハイジャック事件など、大変大きな事件に遭遇しました。

消費税について

いま、課題になっております消費税については、わたしが自治大臣であった当時、村山内閣が消費税を2%上げることになりました。私はかねてから消費税のアップに反対しており、なかなか同意はできませんでした。しかし、地方消費税として1%を地方消費税としてくれるなら、自治大臣として賛成しようといいました。長い間地方自治に参観した人間として、国が政策を立てるとき、地方自治お大きな柱をたてなければならないというのが、地方財政税金においての私の考えでした。

梶山静六と露木順一

露木候補は、東大を出てからNHKに就職され、私の所属する経世会の担当の記者となりました。強い識見と個性をもって立派に活躍された梶山元官房長官を政治の師匠として、その元で勉強されました。梶山先生も事務所の部屋を与えるなど、露木氏の新しい展開に協力されてわけでございます。そのあと、梶山先生が残念ながら、若くして亡くなられました。私は、梶山先生の後輩として、そして町長を経験したものとして、国政の側から露木さんに支援をするという立場になりました。

町長としての露木順一

露木さんが開成町長に最初に立候補されたときから、私は何度か開成町におうかがいしました。露木さんは、町民のみなさまとふれ合い、近隣の町長達や町民のみなさまと連帯感をもち、合併だけで大きくするのではなしに、小さいな光をしっかりもちながら周辺の市町村となかよくし、信頼される町長の中心であったことを、非常にうれしく思っておりました。

土の香りを忘れない政治家

ほんとうの地方政治を経験し、市民のイタミを体でうけとめた、土着の、土の香りを忘れない政治家が、国政の場で活躍してほしいと思っています。それが、日本にしっかり地域にねざした政治をやっていく道だと思います。いま、政治が劣化した方向に、非常にこまった方向に行きつつあります。露木さんがなんとかして一つの議席にくらいつていて、地方のサケビを、地方のクルシミをとどけ、そして、まちがいない政治を確立してほしいと考えています。そのために、なんとか少しでもお助けできないかと考えて、この会合に参加させていただきました。

地方政治をしっているからこそ

私は露木さんが、町長としてスタートしてくれた事をうれしさを覚え、生きがいをかんじ、成功をねがってきた一人でございます。私は自分のあしどりをふりかえっても、本当の政治というのは、第一線の地方自治のイタミを知り、府県を知り、そういう中から、中央の政治をめざしていくというが大切だとおもっております。露木さんが町長の任期の間、地域のみなさんと周辺の町とまじわって、自分の町がちいさくても、周辺の町と一緒になって広域行政をやっていかれるところなどにに大変心がひかれ、露木さんを中央の舞台の出したいと思ってきたわけであります

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