人生ノート59~参議院選挙後3~

参議院選挙では、地方議員の皆さんとほとんど連携が取れませんでした。ドタバタで出馬が決まって話し合うだけの時間がありませんでした。

横浜の桜木町駅前の広場で自民党の街頭宣伝に出くわしたことがありました。広い広場いっぱいに地方議員が大動員されてました。これではかないません。

地方議員の塊がないと大きな選挙は戦えません。だからといって、選挙のためだけに地方議員とネットワークを作っても意味がありません。

地方議会は、町づくりや地方自治の充実のための鍵を握っています。心ある地方議員との勉強会を作り議会を活性化させるお手伝いがしたいです。

地方議会を傍聴することがあります。もっと議論を活発にできると思えてなりません。議員個々人が研鑽を積み質問力を養うことが必要だと思います。

地方議員は現場第一だと思います。とにかく現場に出向いて課題は何かをヒアリングしてえぐるのが第一です。抽象的な議論をしても意味がありません。

課題が見つかったら論点を整理して質問する能力も高めなくてはなりません。現場で見つけた具体的な事実に基づいて追及する技を身につける必要があります。

行政が慌てるのは具体の事実です。そこを忘れた議論は迫力がありません。ジャーナリストの経験を活かしスキルを伝えたいです。

議会基本条例をいくら作ったところで生ぬるい議論をしていては条例を作った価値がなくなります。議員個々人の力量アップが基本だと思います。

お知らせ

地方議会の活性化について講演を依頼されました。「開かれた議会を目指す神奈川市民団体連絡会」という市民団体からです。

2013年10月19日(土)13時30分~16時30分
13時30分~第5回定時総会
14時30分~露木順一氏講演
場所:万国橋会議センター ☎045-212-1034
(横浜市中区海岸通4-22)
みなとみらい線・馬車道駅下車徒歩4分
定員50名(先着順) 無料(但し資料代200円)

「開かれた議会をめざす神奈川市民団体連絡会」とは神奈川県下の横浜、川崎等各地域のオンブズマン組織と議会ウオッチング団体の連絡会で市民の側からの議会改革を進めようと活動を行っています。

「議会はいらない、議員は仕事をしていない。」と思っている人は多いと思います。そういう中で議会改革を望む世論と議会自身が変わらなければと基本条例制定が全国的な流れになり神奈川県下議会でも大半の議会に議会基本条例が出来てきました。しかし制度が出来ても議員の中身が変わったり、機能する議会になったとは言えません。

地方分権論者で議会改革に熱心な露木順一氏にどうすれば議会の存在価値を認めることが出来るかを、ご経験から語ってもらい無駄な存在をどうすれば有効な存在に変えられるか それを皆で話し合える講演会にしたいと思います。議会を変えようと願う多数の市民、議員の参加をお待ちしています。