神奈川県湯河原町の助産院プロジェクト、徐々にうねりに

20日神奈川県内の政治課題について意見交換する神奈川研究会がありました。
テーマは人口減少、少子高齢化。オンラインでした。

ゲストは湯河原町議の土屋由希子さん。
土屋さんが湯河原に助産院を開設しようと行動していることから声をかけました。
少子化を食い止めるには産む場所を増やさなければなりません。
持ち前の行動力で活動している土屋さんに登場願いました。

人口減少、少子高齢化といった大きな課題こそ小さな取り組みの積み重ねです。
大上段に振りかざし号令しても具体の行動が伴わなければ意味がありません。
“異次元の少子化対策”との岸田総理の発言には危うさを感じます。
いくつもの複雑な要因が絡み合っての現象です。
手当てを増やせば改善に向かうほど生易しくはないと思います。

土屋さんのような地に足がついた実践活動がカギを握ってます。
土屋さんは地域での仲間づくりの大切さを強調してました。
講演会を開催して輪を広げました。

22日は助産院候補予定物件の大掃除イベントを実施しました。
午前中現場を見に行きました。湯河原駅から徒歩で5、6分。
子供からお年寄りまで老若男女、30人以上が集まってるのには驚きました。
男性の参加者も相当数いて力仕事に精を出してました。

歯医者さんだった建物です。
助産院として生まれ変われたら建物も喜ぶことでしょう。
助産院開設プロジェクト、確実に前進していると実感しました。

開設を希望している助産師さんも顔を出してました。
既に助産師さんが見つかっているのは心強い限りです。
お話を伺うことができました。
川崎市から移住しても良いと決心していられました。

神奈川研究会では湯河原町議会の土屋さんに対する攻撃も話題になりました。
町税滞納者リストの議員への公開には参加者一同驚いてました。何のためにという意味が不明だとの意見も出ました。
議員に公開したらどんな効果があったのか見えません。
問題を追及した土屋さんを懲罰したことにはあっけにとられている感じでした。
宮城県の女性地方議員の方も参加されてました。
地方議会には同様の体質が横たわっていると感想を述べていました。

土屋さん懲罰の取り消しを求めて訴訟に踏み切ってます。
2月1日が横浜地裁判決です。
勝訴は増しがいないと見てますがその後の土屋さんに興味津々です。
町長選に出馬するきっかけにして欲しいです。
20日ははっきりとした態度表明はありませんでした。
出馬表明が待ち遠しいです。