新型コロナワクチンの効能点検

17日思わぬ形で新型コロナワクチン接種の効果を思い知りました。
横浜市内のケア付きマンションを訪れた時のことです。
ワクチン接種証明のある無しで面会時間が変わります。
持っていれば30分、なければ15分でした。
なぜなのか根拠は不明ですがルールですと言われれば従うしかありません。

私は5回接種済みでしたが証明書を忘れてしまったのです。
ようやく面会ができるようになり喜び勇んで出かけたのに…。
自分の物忘れのひどさを恨みました。

2年ぶりに面談した大先輩は表情が弱々しかったです。
コロナによる厳しい外出制限で動けないことが影響したのは確実です。
高齢でも外に出て刺激をうけることの大切さを改めて知った思いがしました。
向学心が強く出かけるのが大好きだった方ですので苦痛だったはずです。

新型コロナが季節性のインフルエンザと同じ扱いになります。
岸田総理が指示したと報じられました。
検討ではありません。しかと決断しました。
世界的にパンデミックが収束を迎えていることから妥当な対応です。

ただし疑問も残ります。
ワクチンは本当に効果があるのかどうかです。
5回接種してもかかる人はかかってます。
著名人で言えば神奈川県の黒岩知事は5回接種で感染しました。
ワクチンはコロナの感染自体を防ぐと思うのは人情です。
国も地方自治体もあれだけてんやわんやの大騒ぎをしたのですから。
重症化を防ぐ効果があるといわれても完全に納得できません。
感染防止効果も含めて実際の効用はどうだったのか納得できる説明が欲しいです。
そうでないと有料化になった場合ワクチン接種する人の数は格段に減るでしょう。

感染症の流行時におけるワクチンや治療薬の緊急承認制度が創設されました。
代替手段がないとの条件が付いているとはいえ異例の措置です。
効果が立証されなければ製薬会社は濡れ手にあわの利益を得たことになります。
根拠に基づいた行政の大切さが叫ばれてます。
ワクチン効果は新型コロナ政策の検証作業として避けては通れない重大課題です。

専門性が高くなればなるほど政策の検証は難しくなります。
毎日新聞によれば去年3月までで2兆4千億円の巨額な税金が投入されたとされてます。
製薬会社との契約内容は明らかになってません。
率直に言ってどんぶり勘定と言われても致し方ありません。
緊急時だったでは通りません。
会計検査院の使命はとてつもなく大きいと思います。
国会で野党が果たすべき役割も同様です。