純粋無所属大善戦の江東区長選挙

NHK政治マガジンというネット版の解説記事があります。
10日に投開票された東京・江東区長選を論じてました。
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/104424.html

小池都知事、自民党などの中央政党や保守陣営内のうごめきが中心の記事でした。
政治記事というより床屋政談に近い論評です。
元NHK政治記者の目から見て本質を捉えていません。

史上最低の投票率の原因について何一つ掘り下げていません。
前区長が公職選挙法に問われ辞任に追い込まれた区長選です。
記録的な低投票率の原因にメスを入れなければなりません。

これまでの最低の投票率は2011年の45.75%です。
今回は39.20%です。
異常事態の選挙なのに投票率の方も異常事態でした。

有権者はしらけ切っていたと見て良いと思います。
今度の江東区長選挙の最も重要なポイントです。
自民党と小池都知事の都民ファーストが手を組んだことで勝負は見えました。
有権者は野合する姿にも背を向けたと見ます。

低投票率の中で驚異の得票数をたたき出した候補者がいます。
3位の三戸安弥(さんのへあや)さんです。
当選した大久保朋香さんが57029票、2位の酒井菜摘さんが34292票。
三戸さんが30132票です。
大久保さんは自民と公明と都民ファースト、酒井さんは立民他の野党連合です。
三戸さんは地域政党の自由を守る会推薦で組織的応援は皆無です。

無党派層は野党連合候補より三戸さんを選んだと見て差し支えありません。
4月の区長選に出馬した猪野隆さんも無所属で28819票です。
無所属候補の大善戦が光る区長選だったと言えます。
投票率が跳ね上がっていれば三戸さんの当選もあり得ました。
アッパレです。

首都東京への進出を着々と狙う維新の得票数には驚きました。
推せんの小暮裕之さんわずか12649票で5位。惨敗です。
次の衆院選を考えると痛手です。