世界に誇る自然学習のメッカ真鶴半島
大学教員や地方政治家らで神奈川県のまちづくりについて意見交換を続けてます。
名前はズバリ神奈川研究会。
メンバーの小林伸行さんが真鶴町長に当選しました。
小林さんは縁もゆかりもない真鶴町に舞い降りました。
天は小林さんの勇気に一足早くクリスマスプレゼントを与えました。
予想を覆しました。
真鶴町を訪れ現地で勉強会を開くことになりました。
19日と20日の一泊二日で真鶴半島をざっと見て回り意見交換しました。
真鶴町役場を表敬し小林町長に当選祝いのエールを送りました。
町長に就任してひと月あまり、首長の雰囲気を漂わせていました。
日々難問と格闘して肚が座ってきたのでしょう。
真鶴町は前町長のリコール騒動の余波を受けて中堅職員の退職が相次ぎました。
小林町長も痛いとの認識でした。
しかし優秀な若手職員はいます。
秘書の女性職員の明るい笑顔を見て必ず再生できると確信を持ちました。
意見交換会で神奈川研究会の長老格の元大学教授の方が鋭い指摘をしていました。
真鶴町の発展のためには真鶴町に限定した発想を捨てることが不可欠とのことでした。
大げさに言えば世界の中の真鶴町、日本の中の真鶴町の視点を持つべきということです。
全く同感です。
真鶴半島の「お林」と呼ばれる豊かな森林はかけがえのない財産です。
日本はおろか世界に誇るべき地域資源です。
この自然を観てもらうための仕掛けが求められてます。
単純な観光開発は真鶴半島に合いませんし時代に逆行です。
SDGs時代に相応しい観光のメッカとなるようデザインが欲しいです。
生涯学習からの切り口を期待します。
真鶴半島に行けば自然が学べるサポートがあって宿泊も可能だという発想です。
野外での自然学習のメッカとしての真鶴半島を位置付けたらどうでしょうか。
地学や生物の学習に最適な海岸が広がってます。
森と海が同じ地域で学べるところはざらにはありません。
自然学習のメッカ真鶴半島!、小林町長に期待したいです。