宗教は、地球を救う原動力になります。

先月30日日本環境ビジネス推進機構という環境団体の設立準備会が東京四ツ谷で開催されました。私にも知人から案内が有り参加しました。

酒匂川流域に自然エネルギーを定着させて自立できる地域づくりを目指しているため参考になると思ったからです。

仕掛け人は日本経済人懇話会という経済人向けの勉強会を主催している神谷光徳さんです。主要な新興宗教の一つ生長の家の幹部でもあります。

準備会には何社かはわかりませんが200人ほど入りそうな会議室満員でした。参加者は全国からでした。自然エネルギービジネス関心が高いです。

講演は、東大名誉教授の山本良一さんでした。地球環境の分野では世界的に名が通った方です。地球環境がいかに危機的かを話されました。

地球環境を救うためビジネスとしてどうしたら貢献できるかといういささかスケールが大きな話でした。私たちの取り組みと次元が違いました。

しかし、地球規模のスケールでの環境破壊の実体を理解した上で足元の環境を見つめ直し改善していくことが大切だと思いました。

地球規模で考えて行動は足元からできることを着実に積み上げていく、シンクグローバリー、アクトローカリー戦略です。

仕掛け人の神谷さんの人脈は幅広いです。遺伝子研究の世界的な研究者村上和雄さん、ふるさとの森づくりの伝道者宮脇昭さん、それと山本良一さん。

この3人でシンポジウムを昨年8月に東京の経団連会館で開催しました。1000人立ち見が出るほどの超満員だったということです。

宗教的なネットワークの力もあったと思います。私は宗教団体がもっと前面に出て地球の危機について語ること大賛成です。

環境だけでなく平和や人権問題に宗教団体が静かにしていることの方がよほどおかしいです。神、仏の眼で観て現状を放置することはできないはずです。

宗教団体は豊富な資金力、動員力があります。宗教の本来の原点に立ち返って環境、平和、人権問題の解決にもっと奉仕して欲しいです。それが使命です。