わくわくランド開成からわくわくランド足柄へ、一歩ずつ
12日東京の永田町で、一般社団法人酒匂川流域自然エネルギー研究開発協議会の理事会を開きました。新年最初の理事会開催です。
年末に代表理事に就任してからこれまでの動きを報告しました。太陽光発電を小さく始めて第一歩を記そうとしましたが見送りました。
太陽光の買取価格が下がる見通しなので3月までに目処をつけるため急ぎました。適地と考えていた土地の契約関係がややこしくて間に合いません。
方針転換をして当初考えていたバイオマスを活用した形に戻りました。開成町を舞台にバイオマスエネルギーを活用した活性化のプラン作りを進めてます。
開成町北部地域の農業振興区域での農業を維持するためにビニールハウス型で小型の野菜生産拠点を建てていくことを提案中です。
冷暖房の熱源は、バイオマスで賄います。バイオマス原料は、開成町のグリーンリサイクルセンターで破砕している剪定枝を活用します。
このプランを基本として販路の開拓や観光資源とも絡めて総合的な開成町北部進行プランに仕立て上げることを目指しています。
農林水産省の補助金を活用して財源確保は不可欠ですので閉じてしまった酒蔵の復活を入れ込んでモデルとなる提案をしていきます。
開成町北部の取り組みと並行して開成町南部で間もなく造成が完了する工業専用地域に本格的なバイオマス燃料供給基地の建設を検討中です。
自然エネルギーを活用した植物工場の誘致を目指してます。これは土地や燃料となる木材確保のため隣接する南足柄市などと協力しなければ実現しません。
漢方薬や自然派の化粧品の素材を供給できる基地となれば時代の流れに沿った企業誘致が出来るのではないかと考えています。
開成町の北部の農業振興区域と町の南部の工業区域を結びつけて町全体のプラントします。「わくわくランド開成」構想と名づけています。
大枠のイメージは固まっており、既に開成町が設置している町民の委員会にも説明しました。21日には町議会との意見交換会が予定されています。
丁寧に説明を積み重ねて開成町だけでなく南足柄市をはじめとする近隣市町と共同のプランへと広げていきます。「わくわくグリーンランド足柄」を目指します。