西湘日中友好協会、小田原・箱根商工会議所会頭表敬訪問。

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昨日午後、雪が降る中、池田六美西湘日中友好協会の会長らメンバー6人、鈴木悌介小田原箱根商工会議所会頭を表敬訪問しました。

商工会議所の会頭は、西湘日中友好協会の顧問でもあります。昨年11月に鈴木会頭が就任されましたのでここで挨拶に伺いました。

西湘日中友好協会は、神奈川県の日中友好協会より歴史が古く創設から35年です。鈴木会頭も驚いていました。

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その歴史ある協会が今取り組んでいるのが青少年の書画を通じての交流です。昨年5月には中国河南省安陽市の世界遺産殷墟で開催できました。

鈴木会頭から中国との交流は先輩たちの努力を若い世代に引き継いでいかなくてはならないと言われてました。まさにその通りです。

日中友好協会の行事に出席する度に思うのですが若いメンバーがなかなか入らないという悩みがあります。このままですとパイプは細る一方です。

険悪な関係にある日中両国ですが相手国に関心を持っている若者はいるのは間違いありません。青少年の書画展は若者へつないでいく格好のテーマです。

小田原は、中国との関わりの歴史がある都市でもあります。唐人町という地名は今でも残っています。北条早雲の時代からの地名です。

北条時代の小田原は国際都市でした。記録には、交易に訪れた中国人がそのまま居着いた、めずらしい中国の器がたくさん売られていたと記されています。

薬やお菓子で有名なういろう(外郎)家も室町時代に中国からわたってきて北条素雲が小田原に招いたと言われています。中国とのつながり深いです。

私は、こうした歴史的な事実をもう一度見つめ直して国際観光資源として活かしていく必要があるのでないかと鈴木会頭に提言させていただきました。

足元の歴史や文化に根ざした形で国際観光振興を図ることで本当の意味の文化観光が育っていきます。小田原なら十二分にできます。