4月にご用心
春は眠いは実感です。
電車内の睡眠時間に反映します。
小田急線開成駅から終点の新宿まで1時間20分ほどです。
1時間以上ぐっすりなんてことがあります。
民謡、会津磐梯山に登場する小原庄助さんは朝寝にはまり家を没落させました。
ここまで深刻ではありませんが電車でも落とし穴があります。
小田急線だと海老名駅で降りて相鉄線に乗り換えて横浜に向かう時が危険です。
乗ってから45分ほど熟睡モードに入っている頃です。
16日神奈川大学の講義日にやらかしました。
乗り過ごしてしまいましたが幸運にも目覚めたのが町田駅前で助かりました。
横浜線に乗り換えて無事予定時刻に大学に到着しました。
こういうことが起こるので春は油断できません。
自律神経とメラトニンというホルモンが睡眠に関わると解説されてます。
日光を浴びる時間が長くなることで身体のバランスに微妙な変化をもたらすようです。
高校時代に漢文で習った「春眠暁を覚えず」は正鵠を得ているということです。
心地よくて寝坊してしまうのです。
はっと目覚めた時に得体のしれない恐怖感に囚われます。
頭が白くなります。
しばらくして電車に乗っていたことを思い出します。
今どこだと調べる余裕が出てきます。
パニックの時間帯に慌てて下車したりするとまずいです。
降りて見たら全然違った駅だったなんてことになりかねません。
はっとした時の一瞬の空白の時間帯は悪魔が入り込みやすいです。
意識が事実上飛んでますので思わぬ行動に走るのです。
振り込め詐欺が無くならない原因です。
巧妙に慌てさせパニック状態をでっちあげます。
電車内で目覚めてしまったと思う時と同じです。
その心理状況の時に早くお金を振り込めと急き立てる訳です。
平時は冷静な方でもパニックの時には理性は働きません。
あり得ない話にだまされてしまう可能性があります。
4月は新生活がスタートしたばかりでストレスもあります。
色々な意味で平時ではないと心すべき季節です。