働きやすさナンバーワンの町役場を目指して

9日、神奈川大学のまちづくり講義、開成町がテーマでした。
山神裕町長ら総勢4人が登壇してくれました。


トップバッターはまちづくり戦略を担当する大石卓哉さんです。
神奈川大学法学部OBです。

入庁20年を過ぎ体格も含めて貫禄十分でした。
順調に人口を増やしてきた経緯をデータに基づいて解説しました。


今年採用されたばかりの職員も一緒でした。
大学ではサッカーに精を出したということです。


子育て支援を担当した女性職員は中途で入庁です。
今は中途採用にも力を入れ通年採用としているとのことです。


山神町長は政策の継続性が今日の開成町の発展の基礎と語ってました。
小さな町の土地利用の一貫性は町の発展にとって基本中の基本です。

政治的安定があったためと分析してました。
鋭い視点です。

政治的対立が激化してしまうと政策が中断したり揺れ動いてしまいます。
開成町ではそこまで対立が深刻化することはありませんでした。


山神町長の話でいちばん興味深かったのは働き方改革です。
男性で1年間の育休を取る男性職員がいるとのことです。

リモート勤務も大胆に導入していて改革は先行していると自負してました。
人財確保のためこうした努力は不可欠だと感心しました。

3人以上の子どもがいる世帯への支援の強化にこだわってました。
電動アシスト自転車の無料貸与についてきめ細かな支援に一例として挙げていました。

英語教育支援も挙げていました。
外資系の銀行マンでしたので突き抜けた施策を期待します。

私の方で学生に問いかけをしました。
町議会で論議が進んでいる学校給食費の無償化です。

給食費を無料にするのと他の子育て支援策を充実するのとどちらを選ぶか聞きました。
80人ほどの学生の圧倒的多数が子育て支援の充実でした。

山神町長に何をするかが課題ですねと言いました。
町長もうなづいてました。

開成町は勢いを維持している類まれな町です。
より高みを目指しまちづくりの範となって欲しいです。