大学生のまちづくりレポートより4

湯河原町の観光振興について提案がありました。
具体的でした。

夏祭りの花火大会の際に観光客による花火の公募を求めていました。
打ち上げられれば観光客は自動的にSNSで発信するので宣伝になるというアイデアです。

飾りつけに台湾提灯の活用とありました。
日本のものより派手で夜の商店街が華やかで幻想的になると書かれてました。

実現すれば台湾からの観光客を呼び込めるかもしれません。
台湾の世界的半導体メーカーが日本に進出したタイミングで面白いです。

山北町についても具体的提案がありました。
山北町の観光資源の一番手の「桜」のフルシーズン活用です。

桜祭りが春限定な現状を改めようとのことです。
桜並木を夏の間ライトアップして街路灯代わりにしてはどうかと書かれてました。

秋冬はイルミネーションで華やかにしてはとのことです。
LEDや太陽光を活用すれば再生可能エネルギーの周知になり面白いアイデアです。

平塚といえば七夕祭りですが昨今は来場者の減少が叫ばれてます。
祭りを活性化したいとの提案がありました。

この学生は行動的で来場者の聞き取り調査を行いました。
出店数や飾りの減少が来場者減少と関連があるとの結論でした。

改革案の柱はプロジェクション・マッピングです。
小池都知事が都庁舎に映し出して無駄遣いではないかと物議をかもした技術です。

学生は巨大なアートを求めてません。
街路の地面への投影やデジタル短冊の映し出しを提案してました。

デジタル技術を活用すればかつての平塚の風情を感じられる歴史的景観を映し出せます。
外国人観光客にも歓迎されるとしてました。

イベントとデジタル技術を組み合わせる波及効果についても触れてました。
最先端の民間企業とコラボできる可能性が広がると書かれてました。

デジタル技術の活用を幅白く捉えた地域活性化のアイデアです。
どこでも応用可能です。

今の学生はデジタルネイティブ世代です。
若い発想を活かさない手はありません。