地域密着政治家、佐々木ナオミさんの衆院当選に向けて
衆院神奈川県第17区で佐々木ナオミさんが立民公認候補に決定しました。
県連は別候補を推していたため党本部の決断でした。
地域に根差し公認を求める佐々木さんに大義があると判断されたことになります。
地域で立憲主義を掲げ運動を続ける市民とのつながりを重んじたもので評価します。
佐々木さんはスタートラインに立ったにすぎません。
相手は当選4回で大臣経験者の牧島かれんさんですので難敵です。
勝てる可能性を示したのは5月の小田原市長選挙です。
自民党が推す現職が復帰を目指した加藤憲一市長にダブルスコアで敗れました。
加藤さんを推す中心にいたのが佐々木ナオミさんです。
ここに活路があると思います。
神奈川第17区は人口18万6千の小田原市と人口16万の秦野市が中心です。
佐々木さんが小田原で圧勝できれば牧島さんといえども安泰ではありません。
加藤さんの選挙の再来なるかが勝敗の分かれ道だと思います。
加藤さんの選挙は普通の女性市民の盛り上がりが勝因のひとつです。
勢いを佐々木さんが受け継げれば小田原での圧勝は決して夢ではありません。
勝敗を見極めるポイントです。
勢いを加速させるには加藤市長の応援が欲しいところです。
市長の立場を抱えている中で応援するのは難しい側面もあります。
加藤市長が掲げる姿勢は市民が主役の市政です。
佐々木さんの地域に根差す立憲主義と相通じるところがあります。
ここは加藤市長に勇気を奮って前面に出てもらいたいと期待します。
勝敗を左右する要因となるように思います。
佐々木さんは小田原に生まれ育ち小田原市議から小田原で初の女性県議となりました。
正真正銘の小田原地域密着の政治家です。
こうしたタイプの衆議院議員がこの選挙区で誕生するのは過去にありません。
政治にまっとうさが欠けるのは地域の実情に疎くなっていることも要因です。
佐々木さんが当選することは地域の息吹を国会に注入することにつながります。
時代が求めています。