岸田総理から目を離せない

小泉進次郎さんの“推し活”に期待する願望は早々に崩れました。
自ら総裁選挙に出馬となりました。

大義名分は“選挙の顔”、一番若い候補者となるので“世代交代”も加味されます。
国民的人気がありますので有力候補に躍り出ました。

残りふたりの“選挙の顔”の対応を急がせる効果があります。
石破茂さんと河野太郎さんも名乗り出るのは間違いないところです。

自民党は旧統一教会や派閥の裏金問題で信頼を失いました。
多くの議員にとって議席確保が死活問題です。

“選挙の顔”を求める空気が強いのだと推測します。
“世代交代”だけでは選挙に勝てません。

“選挙の顔”の争いには落とし穴があります。
難問山積の状況の中で政策論議が浅くなります。

政策通の実力者が一枚加わるのが望ましいです。
そうでないと上っ面の政策論議に終始する危険性があります。

ただし2位に残る可能性は知名度から言って低いです。
いぶし銀の方々が出馬に踏み切るかは見ものです。

どうしても出馬してもらわなければならないのが女性です。
アメリカでスミス旋風が起こっているのに指をくわえて見ていてはいけません。

高市早苗さんが勝負に出ました。
女性がひとりならタカ派に加え日本最初の女性宰相という大義を独占します。

個人的にはもうひとかた出て欲しいです。
私の推しは肝っ玉母さんの上川陽子さんです。

総裁選挙の現状は海千山千のベテラン政治家の踊り場を奪いました。
混とん状態で手が付けられません。

政局のカンは鋭い小泉さんはいち早く官邸にあいさつに訪れました。
続々と岸田詣でとの報道もあります。

岸田総理が誰を支援するかが気になっている証拠です。
岸田総理はこの状況を待ち望んでいたに違いありません。

岸田総理はだれを支持するのかという疑心暗疑が岸田総理の存在感を高めます。
ほんの少し前は批判の的だった状況が一変してます。

政局大好き人間の岸田総理はほくそ笑んでいるに違いありません。
目が離せなくなりました。