多様性があって調和もとれている景観づくり

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開成あじさい祭りが昨日から始まりました。雨は弱まっていたものの大雨洪水警報が出されている中での開園となりました。初めてのことです。

普段は開園式に出席される近隣市町の首長さんたちも災害対応で姿が見えませんでした。箱根町は降り始めて午後2時で500ミリですので当然です。

あじさいの花は、あと数日で見ごろを迎えるという感じでした。祭りの最終の土日にあたる14日と15日は、水田のあぜ道に咲き誇る桃源郷が見れるはずです。

町の花になったのは1977年です。あじさいの植栽は1984年からです。1988年に第1回のあじさい祭りが開かれました。今年が26回目です。

町の花にあじさいを選んだことには先見性があると思います。色々な種類があります。丸いてまり型の西洋あじさいだけではありません。

長く縦につきだしている柏葉あじさい、タンポポを白くして大きくしたようなアメリカ原産のアナベルという種類。山林の斜面でみられる小さなヤマアジサイ。

それぞれの花自体は調和が取れています。あじさいの里一面に上手に配置できれば様々な種類のあじさいの多様性と調和を同時に演出することができます。

私は町長時代から多様性があって調和のとれた景観の実現を目指してきました。愛好家の町民で作ったあじさい研究会の皆さんの協力で種類を増やしてきました。

そろそろ全体のバランスを考える頃です。現在のあじさいの里も素晴らしいですが様々な種類のあじさいが咲き誇り調和もとれた景観が見える空間になります。

なぜこうした景観にこだわるのかといいますと人類の理想社会を表しているからです。多様なあじさいは、人種や小さな地域社会と同じです。

その人や地域が集まって国家ができます。国家が集まって大きな地域社会ができます。大きな地域社会が集まって世界となって行きます。

それぞれが角突き合せるのではなく上手に棲み分け全体として調和のとれた姿をあじさいの里をカンバスに各種のあじさいを使って描くことができたら素晴らしいです。

戦争なんてしようという気持ちが吹っ飛ぶような静かでありながら力強い癒しのパワーが出てくると思います。あじさいの里づくり進化を続けて欲しいです。