(写真は、ロス・カルカス ウィキペディアより)

昨日、南米ボリビアを代表する民族音楽グループのロス・カルカスのコンサートが南足柄市文化会館大ホールでありました。1000人以上、満席でした。

主催したのは、NPO法人わの会です。富士フイルムのOBの方々が写真や音楽、山歩きなど趣味を活かして多彩な活動を展開しているグループです。

有力メンバーにギターと水彩画の名手の宍戸忠夫さんがいられます。ロス・カルカスのただ一人の外国人であり日本人の宍戸誠さんのお父さんです。

宍戸誠さんは8歳の時にロス・カルカスのコンサートを聴き衝撃を受けてプロになることを夢見ました。日本で研鑽を積んで1998年にボリビアに渡りました。

2001年、業界で世界ナンバーワンと言われるロス・カルカスにチヤランゴと言われる民族楽器の演奏者として入団を果たしました。夢を実現したのです。

昨日の公演に中学校で宍戸さんを教えた女性の先生が聴きに来られてました。教え子だった当時の印象とは相当に隔たりがあったようでした。

「輝いている!」と感嘆されてました。本当にやりたいことをやっているから喜びが満ち溢れ、それが動作や音色に乗り移るのだと思います。

ロス・カルカスの音楽には喜びがベースにあると思いました。地から沸き起こるような感じの喜びです。自然と人を躍らせてしまうパワーがあります。

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打ち上げに招かれて挨拶する機会がありました。古事記に中で書かれている話を紹介しました。天の岩屋戸の物語を話しました。

太陽の神様が隠れ暗くなってしまったとき太陽の神様を呼び戻すためにその他の神々が考えて仕掛けたのは音楽と踊りでした。

音に合わせ夢中になって踊り神々の笑い声が鳴り響きました。太陽の神様も何事だろうと様子を見ようと出てきましたその隙に太陽の神様を連れもどしました。

最後にロス・カルカスの音楽は喜びがあって神様が戻ってこさせる力があると締めました。宍戸誠君が通訳してくれました。上手く伝わればと祈りました。

ロス・カルカスのメンバー全員から歓声が起こりました。ありがとうございますという日本語も飛び出しました。しっかり伝わりました。

音楽と踊りには喜びを爆発させる力があります。太陽の神様を舞い戻らせてしまうほどです。暗い時代がやってきてもそれを吹き飛ばす力を秘めていると思いました。