高市支持率の”高騰”時代に準備しておくこと
内閣支持率が80%越えは尋常ではありません。
ブーム、社会現象です。
停滞感を払しょくするきっかけを求めていた国民意識にマッチしたのだと思います。
日本初の女性宰相であることもその雰囲気を加速させました。
代表質問のやり取りは慎重でしたが予算員会になって本音が出てきました。
台湾有事が日本の国家の存立にかかわる場合がると明言したのには仰天しました。
中国が核心的と位置付けている重大課題に踏み込みました。
危険な賭けに思います。
連立相手の維新の動きも危なっかしいです。
煽り役と化す可能性は多分にあります。
衆院の定数削減に前のめりになると確実に解散風の発信源になります。
年末年始の解散も可能性が出てきてます。
国民世論の右傾化を押さえておく必要があります。
この流れの上に高市現象があります。
高市総理は右傾化する国民世論に呼応せざるを得ません。
具体的な政策が提示されればきちんと判断していくことが必要です。
今は過渡期です。
国民は判断の基軸を用意していくことが大切です。
外政は2人のらつ腕政治家の言葉を基軸に据えます。
ひとつは故・野中広務さんの「再び戦争にしない国にするために闘う。」です。
戦争に引きずり込まれないようにするためには細心の注意が必要です。
国際情勢の激変といった俗耳に入りやすい言葉にも用心しなければなりません。
もうひとつは亀井静香さんの3つのないです。
アメリカのポチにならない、中国の食い物にならない、ロシアにだまされないです。
お人よしでは国益は守れないということです。
最大の焦点は拉致問題です。
内政は維新との合意の行方につきます。
衆院の定数是正が典型的なように急場しのぎの合意でガラス細工です。
高い内閣支持率とは裏腹にいつ壊れるかわかりません。
一寸先は闇との永田町の格言を胸に刻んでおくことが必要です。

