70歳となった自民党の危機の本質

自民党も私と同じ古希、70歳です。
政党も人生と同様100年時代に生命力を伸ばせるか正念場です。

信なくば立たずという中国の格言通り信頼が政党の最高の栄養源です。
これが枯渇しつつあることが問題です。

信頼を得れる政治家が減少し結果として政治の信頼を無くす悪循環です。
ニワトリが先が卵が先かみたいですが政治家の方から直さないといけません。

70年間日本の政治の屋台骨であった自民党の政治家が劣化してます。
日本人の誇りを喚起できる政治家が見当たりません。

高市総理が圧倒的な人気を誇ってます。
ただアメリカにおべっかをついたり中国に強がっているだけではすぐに揺らぎます。

さすが日本人という生き様を見せることが大切です。
それは和の精神から生まれると思います。

高市総理が所信表明の中で示した聖徳太子の心得です。
しかし高市総理の台湾有事発言は和の精神とはほど遠いものです。

右傾化する国民世論を意識して本音がポロリと出たと見ています。
高市総理のDNAには和の精神は口先で根付いていないと見た方が良いです。

和の精神は半端な器量では貫くことはできません。
威勢の良いことを言って目立とうとする欲望に勝たなければならないからです。

きちんとした政治信条が心に刻み込まれてなければ和は発揮できません。
和は弱腰という考え方は誤解の最たるものです。

高市総理が威勢のよさを象徴するとすれば和を体現する政治家が出ないと危ういです。
右傾化する国民世論はさらに右に旋回します。

強固な和の政治家が断じて求められます。
日本の岐路だと思います。

かつては自民党がそうした人財の供給源でした。
今見当たらないことが70歳となった自民党の危機の本質だと思います。