キウイもぎ取りの体験から農業後継者育成へ


あしがら平野一円塾の主要行事のキウイのもぎ取り体験が無事終わりました。
塾の発足が2014 年で翌年から始めました。

農業を通じて地域貢献するのが塾の趣旨です。
会員で南足柄市内山のキウイ農家の小澤良行さんの作業のお手伝いから始めました。

小澤さんのキウイは「香緑」という大きくて甘い珍しい品種です。
もぐのは簡単ですし小澤さんにとっても手間が省けます。

子どもたちに体験してもらおうということになりました。
現在開成町議になっている清水友紀さんの協力を得ました。

清水さんは開成駅前のマンション街区にお住まいです。
農業体験は人気を呼ぶはずだと思いました。

予測は見事に当たり好スタートが切れました。
ことしは50名程度を目標に募集を始めたら瞬く間に予定人数を越えました。


最終的には関係者も入れると80人を超えうれしい悲鳴でした。
年間を通じて受け入れ日数を増やすことができればもっと中身の濃いイベントになります。

参加者にとってお土産付きのチョイボラです。
小澤さんにとっては作業が省けます。


最終目標は小澤さんの匠の技を継承する担い手発掘です。
イベントの発信を通じて興味を持ってくれる農業希望者がいないか首を長くしてました。

ついに横浜から南足柄へ移住して果樹農業を目指す方が登場しました。
広告代理店勤務の元サラリーマンで55歳の挑戦です。

小澤さんの技を引き継ごうとすでにすでに通い始めてます。
もぎ取り体験会のお手伝いもされてました。

日本農業の強みは匠の技です。
受け継ぐ人がいなければおしまいです。


体験会には衆院議員の佐々木ナオミさんら政治家も参加してました。
農業後継者育成、地域の重大課題ですので本気で取り組んで欲しいです。