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昨日午後2時から私の自宅で富士山噴火による降砂の被害を少しでも減らそうと「(仮称)砂地獄対策協会」の準備会を開催しました。

14人の参加でした。たっぷり2時間余り、その後場所を移して懇親会を開催し7時半まで意見交換をしました。有意義でした。

私の家は、古い農家の造りの家です。かやぶき屋根は雨漏りがひどくて5年前にトタンを被せました。少し夏の室内気温が上がりました。

それでも冷房を使わなくても扇風機で何とかなります。14人が座敷に集まり待ってもしのげました。人集めに持って来いです。

先月3日に一回目の勉強会を行いました。消防の幹部だった方や県庁の職員だった方、地域の防災リーダーの方が初参加でした。

各人が富士山の噴火や酒匂川の治水に関心を持っている方に呼び掛けています。開成町会議員の方の参加者も増えました。

足柄の歴史再発見クラブや酒匂川のかすみ堤を保全する運動に取り組んでいる井上三男さんが活動報告をされました。

元測量会社のサービスエンジニアですので技術的知識も持ち合わせています。GPSを使った最先端の測量の話もありました。

2007年11月に長崎県島原市で開かれた火山の国際大会に参加された経験談を映像を使って紹介されていました。雲仙普賢岳の噴火を受けての催しです。

教え子だった消防職員を亡くした元高校の先生が語り部となって災害の実情をボランティアで紹介する活動が印象的だったと言われていました。

井上さんらはこの高校教師だった方を開成町に招いて防災講演会を実施しました。150人ほどの参加者がありました。

2011年10月にはかすみ堤に関する大掛かりな防災講演会も開催されました。防災に関連して多方面に活動をされています。

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この時、実行委員会で作成した資料集、『酒匂川とかすみ堤』は、かすみ堤による治水を考える際の必読文献だと思います。

河川の土手を切って二重堤防にすることによるかすみ堤の治水について酒匂川のかすみ堤を題材にして歴史的な経緯や詳細な構造を紹介しています。

懇親会で元県の職員の方から興味深い意見が出されました。富士山の噴火に対する備えは流域全体で対処することが大切と強調されてました。

全く同感です。どのような手法で実行するかについて神奈川県を始め関係自治体が新たな管理機構を作って対処したらどうかと言われてました。

強力な指導力がないと具体化は覚束ないやり方です。中途半端に管理機構が出来ても屋上屋を重ねてしまって複雑化するだけです。

しかし、自分の地域は地域の自治体が中心になって守るという大原則にはかなっています。大いに議論が必要です。主要な論点になると思います。

私は富士山の噴火クラスの対応には国家が前面に出ることが一番わかりやすく強力な行動が期待できると思っています。

酒匂川も国管理の一級河川にして管理体系を一本化することが望ましいと思っています。しかし自治体主導の新たな管理機構という提案も一理あります。

メリット、デメリット多方面から検証しどういったやり方が地域の安全を高めいざという時に役立つかを見出して行きたいです。