真の野党の存在が不可欠!
アベノミクスで日本は本当に日本は良くなるでしょうか。借金で大型の公共事業を行ってバブルの再来を匂わせ、物価が上がれば消費税の増税、TPPで関税を下げて競争を激化させる。こんなやり方が人々の暮らしを豊かにしません。
そして原発です。今更、原発依存に戻るつもりでしょうか。少なくとも半世紀近く福島第一原発四基の後始末に時間がかかることが判っているのに路線を元に戻すとしたら狂気の沙汰です。
中国や北朝鮮との緊張は高まる一方です。万が一ドンパチ始まってしまえば、経済への影響は計り知れません。儲かるのは軍需に関係する産業だけです。かつての戦争経済に逆戻りさせるつもりなのでしょうか。
冷静に観る眼を失ってはなりません。日本はどんどん悪い方向へと進んでいます。この流れを断ち切り、安倍総理らが目指す日本とは違うもう一つの日本像を明確に打ち出さなくてはなりません。
次の参議院選挙が勝負の場です。自公が過半数を維持するかどうかが焦点ではありません。憲法改正への対応を見れば維新もみんなの党も自民党の補完勢力であることは間違いありません。
自民、あるいは自民党とともに歩もうとする勢力が圧倒的な多数派を占めそうな現状の中で、そうではないもう一つの日本を目指す勢力、真の野党が誕生するかどうかこそが本当の焦点です。