「亡国の道 打ち破り 日本の未来を拓く!」

2016-11-20-18-13-26

今月28日、現役最長老の代議士で保守政界の重鎮、亀井静香氏を招いてパネルディスカッションを開催します。タイトルは、「亡国の道 打ち破り 日本の未来を拓く!」です。

場所は、東京・一橋の日本教育会館、午後6時半から。主催は、革新勢力から保守勢力まで幅広い国民運動を目指している「自主・平和・民主のための広範な国民連合」です。

グローバル社会を先導してきたアメリカでトランプ大統領が誕生します。トランプ氏が主張を豹変させることがなければ世界情勢は、大きく変わります。

アメリカが内向きになることは日本にとって寄らば大樹が頼りにならないことと同じ意味を持ちます。日米同盟一辺倒だった安倍政権にとって一大事です。

急いで訪米し大統領にまだ就任していないトランプ氏と私邸で会談して個人的な信頼関係を築く演出をしたのも焦りの表れと見てとれます。

トランプ大統領の誕生は、日米同盟堅持の枠組みから外に出て考えることをしてこなかった日本が自分の頭で考え日本の進路を切り拓くチャンスだと思います。

そうした気概を持つ政治家が一人でも多く打って出ることが求められているのではないでしょうか。トランプ大統領の誕生を端緒にして欲しいです。

亀井静香氏は、アメリカの大統領選挙の最終盤訪米しトランプと直談判しようとしました。残念ながら実現しませんでしたがこの救国の精神を受け継がなければなりません。

トランプ氏に近い人物から今後の政権運営の匂いをたっぷり嗅いで帰国したに違いありません。亀井氏に日米関係の今後のあり方を語ってもらいます。

日本はアメリカ一辺倒で本当に国益を守れるかについて本音を伺います。トランプ氏は、在日アメリカ軍の駐留経費の大幅な負担増を求めています。

日本はアメリカと安保条約を結びアメリカの戦略をベースに基地を提供してきました。アメリカの基地負担を受け入れる見返りに安全保障を得て来た訳です。

アメリカが守っているのだからもっと金を出せというならば出て行かれたらどうですか、駐留しなくても同盟関係を結ぶこともできますというのが筋だと思います。

アメリカとの間でこうした対話が出来る時代を迎えたことを喜ぶべきだと私は思います。亀井氏はどう思われるのか是非伺ってみたいと思います。

安倍政権が既存の思考の枠組みを一歩も抜け出ることが出来ないのならば野党がその役割を果たさないと選択肢を示すことが出来ません。

しかし野党は頼りないです。なぜそうなのか今や無所属議員となって与野党ともに睨みをきかすことのできる存在となっている亀井氏に理由を問いたいと思います。

亀井氏の問題提起を受けてパネルディスカッションを行います。民進党代表選挙に出馬した玉木雄一郎氏、農業問題に精通している民進党参議院議員の船山康江氏を招きます。

また沖縄で辺野古への普天間基地の移設の反対運動に奮闘中の山内末子沖縄県議会議員、地域に根差した食料自給運動を進めている渡部務さんも登壇します。

TPPや安全保障問題で安倍政権とは異なる対抗軸を打ち出す覚悟はあるのかどうか論じてもらいます。対抗軸なしにただ反対では通用しません。