私の2018年その4~今年は日中往復の日々になりそうです。~

日中関係、首脳間の交流が活発になってきました。朝鮮半島情勢を考え双方が関係を密にしたほうが得策との思惑があると思います。

私たちが進めている地域密着の日中交流の方は、政府間の関係が良くても悪くても地道な交流を続け日中間に横たわる溝を埋めることを目指してます。

とはいっても政府間の関係が良くなったほうが何事もやり易いことは言うまでもありません。今年は日中交流を進める格好のチャンス到来です。

神奈川県山北町に本社があり中国浙江省に進出して成功を収めている企業から日中文化交流行事を3月に開催するので参加しないかと誘われています。

中国浙江省寧波市で福祉や健康づくりを核に地域のまちづくりに貢献するコンサルタント事業を立ち上げる企画を実現しようとしています。

開成町のまちづくりを中国で講義し問題提起してみないかとも提案を受けています。日本の小さな町の体験を中国のまちづくりに応用できたら素晴らしいです。

また、二宮尊徳研究の国際学会が論語で有名な孔子の生まれ故郷の山東省・曲阜(きょくふ)で開かれる予定もあります。第8回国際二宮尊徳思想学会です。

今年は何度か中国を訪問することになりそうです。たった1年で現在の中国は大きな変ぼうを遂げます。何度訪れても興味は尽きません。

昨年8月に中国・河南省安陽市を訪問し日中青少年書画展を開催しました。今年は日本で開催予定です。答礼です。これは礼儀としてやり遂げなければなりません。

西湘日中友好協会が中心となって神奈川県小田原市での開催を準備しています。当初は年明け早々という予定でしたが延期となり再調整中です。

安陽市側は市を挙げて中国での日中青少年書画展を開催しました。今度は是非とも小田原市が責任をもって書画展を開催することを切望します。

民間団体が受け入れ窓口なのと正式に自治体が責任ある立場に就くのとは中国側の受け止め方が全く異なります。公式行事に格上げして欲しいです。

小田原市の加藤憲一市長は安陽市訪問で破格の待遇で歓待されました。今度はお返しするのが礼儀です市長の英断で市が責任持った形で開催を望みます。

神奈川県厚木市日中友好協会が今年設立35周年を迎えます。今年が日中平和友好条約締結40周年なので節目となる記念行事を計画しています。

秋に日中関係に重きをなす大物を招待し日中関係の重要性を再確認するシンポジウムを開催できないか検討を始めました。私も側面から支援してます。

また、神奈川県内各地の日中友好協会の活動を紹介する展示もできないかも検討中だということです。厚木市日中友好協会の行動力に敬意を表します。

住民同士が直接触れ合う民間交流が大切です。互いに実際に触れ合い双方の国の実情をしかと見ることに勝る友好関係の構築の手立てはありません。

互いに胸襟を開いて交流すれば互いの国の文化の共通性と違いが良く理解できます。共通性と違い両方を知ることが一衣帯水の関係を創ります。