中国訪問記3~殷墟(いんきょ)での快挙~

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小田原地区を中心とする西湘日中友好協会の事務局を一手に引き受けている女性がいます。小早川のぞみさん。小早川さん昨年の暮れに素晴らしい取り組みを実現しました。

尖閣諸島の問題を巡って日中間の関係が急激に悪化した中で日本と中国の子供たちの書画展を小田原市内の画廊で実施しました。相手は中国河南省安陽市でした。

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今度は中国側が開催する番です。実現できるかどうかは訪中する直前まで揺れました。最終的には河南省政府と安陽市の決断で実現しました。小早川さんの熱意が通じました。

開催場所には驚きました。かの甲骨文字が発見され現在は世界遺産となっている殷墟で実施することになりました。三千年以上前の古代王朝の遺跡のある場所で日中友好の書画展の開催!。

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殷墟は30平方キロもあります。開成町の5倍近くです。その入り口近くに特設会場が設けられました。開会式に出席しました。これまでの関係者の努力に敬意を表しました。

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平日で学校がありましたので中国の子供たちは代表が二人参加しました。家族も一緒に来ていました。子供たちの作品に目を細めるお父さんやお母さんの姿はどこも一緒です。

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これで終わらせてはなりません。小早川さんとは中国の子供たちを日本に招き小田原市や開成町でホームステイしてもらいながら交流できないかと話し合ってます。