地味な正論男をどう売り出すか…。

 昨晩、脱原発運動などを展開している市民の皆さんとの意見交換会が横浜でありました。勝手連として私を支援していくことで意見がまとまりました。横浜を中心に一つの運動の輪が誕生しました。
 
 地味な男を時間のない中でどう売れば良いかとの質問がありました。苦笑いしながら妙案があれば苦労しませんと答えました。開き直って地味で何が悪いというしかないかとも述べました。

 町長を13年間務め地域の現場を見ていますので跳ね上がったことを言うのはどうも苦手です。また自らの信条と食い違うことを上手くしゃべれません。正直すぎるといつも言われますが性分ですから仕方ありません。

 推して下さる皆さんにとっては扱いにくい候補者だと思います。でも11人も立候補予定者がいる中で一人ぐらい地味であっても真面目に正論を吐き続ける候補者がいても間違いではないと思ってます。

 もちろん当選を目指して有権者の受けを狙っていくことは大切なことは判っていますが、正しいことをきちんと問いかけて有権者の皆さんに選択肢を示すことも大切です。

 たとえば中国についてです。反中国の感情が強いのだから中国はけしからんと言っていれば支持を集めやすいです。しかし両国の対立が激化することは百害あって一利なしです。

 先ず第一に両国の経済関係に悪影響を与えます。米中首脳会談が行われたばかりですが、アメリカからはしごを外されみじめこの上ありません。中国との関係改善という正論を吐きたいと思います。