10月1日に思うこと

今年残りあと3か月です。ウィズコロナという言葉がズシリと胸に響きます。

新型コロナウィルスによって全世界が揺さぶられ、右往左往した感じです。

平穏を取り戻すことはまだかなり先でそこまでどうしのぐかが喫緊の課題です。

私は新型コロナには幸い感染しませんでしたが、たぶんこんな感じというのはわかります。

昨年末にインフルエンザA型に感染し軽い肺炎となりその後3か月苦しみました。

駅の階段を昇るのもおっくうとなり一気に体調が虚弱化した感じでした。

ウィルスの恐さを思い知りました。日々の食事などの大将管理の大切さを思い知りました。

オンラインにより東京や横浜に出かけずに済んだことが幸いしたと思います。

Zoomというビデオ会議システムを使って大学の講義を求められた時は慌てました。

拒絶反応でした。しかし、やらざるを得ないのでやってみるとこれが便利な道具でした。

一般的な講義はこれで十分です。時々対面式の講義も組み合わせれば更に良いです。

今後大学はこうした講義の形式を取り入れて行くものと思います。私は賛成します。

私が参与を務めている会社でもしばしばZoomで意見交換をしました。

IT企業などは新型コロナを勤務形態の一大転換としているところが多いです。

通勤して会社で机を並べないと仕事した気にならないというのが時代遅れになりそうです。

教育現場にも大きな影響を与えました。新型コロナで休講中に取り入れた学校があります。

パソコンやタブレットなどの機材と現場の対応力があるかないかに関わってきます。

環境の整った私立校がどんどん先を走り公立校との格差が拡大するような気がしてなりません。

新型コロナは、教育の機会均等までをも脅かしています。これを救うのは政治です。

新型コロナ対応のストレスが安倍前総理の体調を悪化させ退陣に追い込みました。

菅新政権が誕生し仕事師内閣をアピールしています。教育立国の視点が見えないのが残念です。

デジタル庁も携帯料金の値下げも不妊治療への支援もひとつの目標としては認めます。

しかし最も大切なのは日本という国を支えることになる子供や若者に希望を与えることです。

携帯料金を値下げしたぐらいでは希望は膨らみません。もっと体系的な視点が不可欠です。

菅新政権の課題は様々な仕事師内閣の課題克服のその先のビジョンが見えないことです。

教育立国を前面に掲げて日本の国家目標の大きな柱として欲しいと思います。

地域政治では期待を寄せる女性政治家が生まれました。湯河原町議の土屋由希子さんです。

3月の町議選でトップ当選した後は、たったひとりで議会で大暴れしてます。

その結果、出席1日の懲罰を受けました。全くめげている様子は見えません。

私は38歳の女性町議がいずれ地域政治を変革するうねりを起こすと確信しました。

大半の男性政治家が忘れてしまっている気概をこれほど感じる政治家はいないからです。

コロナに振り回された感がある2020年の最高の希望の星の誕生だと思ってます。