開成町初の女性自治会長誕生!

私は女性の社会参加は大賛成です。世の中の半分は女性なので女性の意見を取り入れるのは当然です。

男性優位の社会の作り方でしたので女性の視点が欠けていたことは率直に求めざるを得ません。

女性が直接社会参加することが女性の視点を社会づくりに取り込むにはいちばんです。

女性だけを重視するのは逆差別との声もあります。しかしこれまで活躍の場がなかったのですから配慮は当然です。

女性も経験を経てその才能を磨き上げることができます。本当のジェンダー平等社会になります。

開成町で地域社会に密着してなくてはならない存在となっているのは各地域自治会です。

14自治会があります。自治会ごとに防災や環境美化を始め様々な取り組みがあります。

自治会長は住民に一番身近なところでまちづくりに奮闘している町長の分身だと言えます。

私は町長時代「自治会民主主義」と言ってました。自治会をまちづくりの主体に位置づけてました。

住民ひとりひとりが地域で自主的にまちづくりに参加することで本当の民主主義が育つと思いました。

この考え方は今も根付いていると思ってます。しかし女性の視点が足りてませんでした。

どこかの自治会で女性自治会長が誕生すればお手本となって町全体に一気に伝播すると思ってました。

残念ながら手を挙げられる方はいませんでした。まだ男性中心の価値観が根強かったです。

開成町では2年に一度自治会の役員改選があります。なり手がいない中で選考が大変です。

小田急線開成駅周辺の4棟のマンションからなる自治会で女性自治会長が誕生したと聞きました。

私の知っている女性でした。清水友紀さんという方で地域で子育て支援活動をされているママさんです。

明るく行動的な方で可能性あふれる女性と思ってました。自治会長に就任したと聞きやったーと思いました。

どのくらい行動的かというと駅前で清掃活動をしようとの動きが始まるとすぐに20人以上を集めて来られます。

子供たちも一緒にごみ拾いをされるので驚きました。人をまとめる力には太鼓判を押します。

駅前の小田急マンションは、500世帯ほどで2000年代になって入居が始まった新しい開発地域です。

清水さんは、夏休み期間中を中心に地域の子供たちを対象に遊び場の提供などの活動をされてます。

つながりが乏しかった地域で子育てを中心に新たなつながりの場を創っていった実践力は素晴らしいです。

清水さんは高齢者層の皆さんとの接点の持ち方も心得ているようにみえます。高齢者の参加も進むでしょう。

清水さんは英語も堪能ですので外国人との交流もモデル的に進めて欲しいと期待してます。

私は清水さんのお母さんを存じ上げてます。厚木市で市議会議員をされていた方です。

政治家の血が流れています。勝手な夢を描いています。清水さんも自治会長を経て議員へ転身して欲しいです。

近未来に開成町初の女性町長が誕生するとすれば清水さんだと思います。楽しみでなりません。

 

 

 

 

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