富士山噴火の歴史を辿った『富士山と酒匂川』を英語と中国語に翻訳したガイドブックの編集作業が終わりました。

4日の日曜日足柄の歴史再発見クラブの編集会議で担当の大井みちさんより報告がありました。

元小学校の教諭の経験が編集作業に役だったはずです。5月中には発刊できるとのことです。

2007年3月に刊行した最初の『富士山と酒匂川』、近現代の災害の項目を充実させた2冊目の『新編』に続きます。

外国人も読めるということで『みんなで学ぶ 富士山と酒匂川』となりました。題字は書道家の堤千恵子さんです。

堤さんを始め多彩な面々がクラブに集っていることが発刊につながりました。多様性は強みです。

英訳は会員最長老の佐久間俊治さんのご長男がロンドン在住が長く英語に堪能で心配ありませんでした。

問題は中国語です。私は適任者がいないのであれば英語だけの翻訳で刊行してはどうかと思いました。

思わぬところから援軍がありました。東京在住で株式関係の会社を経営している会員の赤川緋紗子さんです。

中国語が達者な友人がいるということで赤川さんの調整により超スピードで中国語訳案ができました。

この中国語案をかねてよりクラブと交流のあった県立西湘高校の教員の中村條二さんに校正してもらいました。

今回も想像図がいたるページで活用されています。写真がない時代ですので想像図は貴重です。

当時の様子のイメージが湧くからです。詳しく記述しても文字だけではそうはいきません。

クラブの活動に常に協力して下さっている久保田和男さんが今回も引き受けて下さいました。

久保田さんは小学校時代の恩師です。教員になった時、横浜から田舎の我が小学校を選び赴任されました。

3、4年生の時久保田さんが担任でした。画を描くことが大好きでスケッチに連れて行ってくれました。

絵画でも佐久間ファミリーの活躍がありました。娘さんが美大出身ということでお手伝いいただきました。

佐久間さんご自身が絵画の名手ですがそのDNAは娘さんに引き継がれているのだと今回実感しました。

小林秀樹会長は1000冊印刷して1000円で書店に並べたいとのことでした。待ち遠しいです。

富士山が最大級の溶岩型の爆発を起こすと酒匂川に溶岩が流れ込む恐れがあるとの予測が公表されました。

めったにないケースとのことですが発表された以上放置したままにすることは許されません。

富士山噴火への関心を高めるきっかけにすべきです。3冊の『富士山と酒匂川』は格好の教材です。

新たに発刊される英訳中国語訳版については、小林会長と関口康弘副会長で送付先を絞ります。

酒匂川流域の市町の首長や議長に加え神奈川、静岡、山梨の各県知事、県議、国会議員にも送付して欲しいです。

それと内閣府も対象に加えるべきです。防災担当大臣は神奈川県選出の小此木八郎大臣です。

民間の郷土史研究団体の地道な活動が富士山噴火への備えを促すことに役立てばと願ってます。