昨日の早朝、新聞を取りに郵便受けに行くと28日付の湯河原新聞が一緒に入ってました。

湯河原町議の土屋由希子さんの記事が載ってました。この記事を読んで欲しいと記者が配慮してくれたのでしょう。

24日に土屋さんが町議になって1年の活動報告会を開催し30人ほどが参加したと書かれていました。

土屋さんは、ダメなものはダメと敢然と言い切り町議会に対しひとり異議申し立てをしてきました。

芸者さんのお座敷券から始まり時機を逸したマスクの配布、そして町税滞納者リストの議会開示問題です。

これだけの内容を伝えるのは容易ではありません。映像をつぶさに見てもらって報告をしたとのことです。

土屋さんのすごいところは新人町議と言えども多くの政治家が学ぶべき基本姿勢が既に備わっていることです。

闘いを始めようとすると穏便にという良識めいたささやきに従ってしまうことが良くあります。

他人から言われ矛を収めることもありますが自らの意思で自己規制してしまうことも多いです。

土屋さんにはこうした悪癖がありません。ダメなものはダメと腰が切れるのは天賦の才能です。

評論家的言動がないことも高く評価されます。常に実践を心がけています。本物の政治家の素質十分です。

土屋さんは町税滞納者リスト問題をめぐって町及び町議会との間で訴訟を行っている真っ最中です。

裁判報告が中心かと思ってしまいがちですがまちづくりのビジョンを一年生議員の目線で伝えたとのことです。

裁判については「自分の名誉を傷つけられたから怒って起こしたものではない」と語ってます。

「一般市民の常識や良識に沿い体質を直し地方議会が正しく機能するよう本気で変えていきたい」と述べました。

こうした考え方を持っていれば町議会と激しく敵対する事態になっても町民から遊離することはありません。

町民のための闘いという原点に戻れるからです。感情に振り回されることなく冷静さも失いません。

土屋さんが歩もうとしている道は取り繕いやごまかしがありません。闘いと町民の良識を両立させる路線です。

ダメなものはダメと闘う姿勢をまず鮮明にした上で町民の良識から遊離してないか行きつ戻りつ点検する姿勢です。

町行政や議会を町民目線で点検する町民オンブズマンと連携していることも町民の良識を知るための有力な手段です。

土屋さんは「スタートにすら立てていない。道のりは気が遠くなるほど長い」と報告会で述べたということです。

驚嘆させられる1年の総括です。あれだけの厳しい闘いに耐えていながら自らを英雄視するところがありません。

いかに志が高いかの証拠です。ただ単に議員になることが目的でないことがこの一言でよくわかります。

土屋さんは「上辺だけでないやさしい町にしたい」というのが理想です。アフターコロナ時代に相応しい目標です。

具体的なまちづくりビジョンへと煮詰めて欲しいです。高い志を持っていれば夢あふれる構想ができると確信します。