”お・も・て・な・し”の町に向けて
「お・も・て・な・し」。東京オリパラを誘致するにあたり一世を風靡した言葉です。
現在は小泉進次郎さんの伴侶となられた滝川クリステルさんのプレゼンテーションが印象に残ってます。
「おもてなし」という言葉を一文字ごと区切っているところに深い意味があるように思います。
表面的におもてなしをするのではなく真心を込めて真剣におもてなしをする心が伝わります。
昨日新型コロナのワクチンの一回目の接種を集団接種会場で無事受けることができました。
神奈川県西部の足柄上郡5町で共同体制を組んでいて山北町と大井町の2か所に会場が設けられました。
山北町会場は昨日が初日でした。私の予約時刻は午前11時45分で午前の部の最後でした。
自家用車でないと不便です。会場の山北町健康福祉センターに近づくと案内の方が随所に立ってました。
駐車場に入るとここでも案内の方がいて会場に向かうと入り口でも案内の方が立ってました。
同じ時刻に会場にいた接種予定の人は40人ほどに見えましたが同じぐらい医療関係者も含めてスタッフがいました。
次々と行先や座る場所を案内されていきます。旧知の副町長の顔が見えましたのであいさつしました。
湯川町長も会場に来て様子を見守っていました。町民の関心が高く気が気でないのだと思いました。
町長も接種年齢に達してます。接種のことに話が及びました。キャンセル待ちということでした。
キャンセル待ちの最後の順番の70番で、これでは接種期間に町長まで回って来るかどうかはわかりません。
少なくとも午前中にキャンセルはありませんでした。どこかのタイミングで早めに打った方が良いと思います。
年齢に達していないのにこそこそ打つから問題になるのであってオープンすれば良いと思いました。
接種前に保健師さんから名前の確認とシートに書いた内容のチェックを受けました。
私が開成町から来たことがわかると保健師さんは「ありがとうございます」と声をかけてくれました。
町外からわざわざという趣旨です。こちらが有難うございますと言わなければならないのに恐縮しました。
山北町は足柄上郡5町の中で最も人口減少と少子高齢化が進んでいる地域でワクチン接種は一大事業です。
町民であるないに関わらず丁寧に対応するという湯川町長の真心が伝わってきました。
山北町役場の職員や町民ボランティアにとって新型コロナワクチンの集団接種は貴重な体験です。
やがてコロナも収まります。アフターコロナ時代のまちづくりに体験を活かして欲しいです。
その根っことなるのは「お・も・て・な・し」の心だと思います。山北町の明日を創造します。