踏ん張れ林文子横浜市長!
横浜市の林文子市長、菅総理や自民党からはしごを外されて腹の虫がおさまらないはずです。
IR=統合型リゾート施設の誘致に先頭で旗を振ってきたようには見えません。自民党の政策に従ったと思います。
市役所内では副市長が先頭となり体制を整え林市長はそのみこしに乗って誘致を進めてきたはずです。
市民の反対運動が根強く展開されている中でIR汚職は摘発されるし新型コロナの影響で選考手続きは先延ばしになりました。
ようやく事務的な段取りが軌道に乗り市長選挙を乗り切れば誘致のめどがつくと思った時にはしごが突如外されました。
林市長は高齢に加えて一時期体調を壊しました。そもそもIRをめぐって中立から推進に方針転換したすねの傷があります。
林市長を抱えての市長選挙はしんどいという菅総理や自民党県連の判断が林市長追い落としの背景にあったはずです。
IR推進の立場から林市長を見限ったならばまだ理解はできます。看板政策をかなぐり捨ててのはしご外しは冷酷です。
横浜市政は市会議員から総理大臣に上り詰めた菅総理の最強の根拠地です。圧倒的な影響力を持つと言われます。
菅総理は権力の座を維持することをし優先に考えて林市長は御用済みとばかりどぶに捨てたと言わざるを得ません。
菅総理にとっては現職市長と言えども単なる手ごまに過ぎず煮て食べようが焼いて食べようが自由ということなのでしょう。
菅総理と自民党にとっての誤算は水面下の折衝で林市長が出馬に意欲を示したことだったと推測します。
林市長がすんなりと出馬断念の意思を示せばタイミングを見計らって小此木防災大臣の市長転出を発表したはずです。
林市長工作がうまく行かなかったのでマスコミに小此木大臣の市長への転出を漏らしたのだと思います。
林市長への圧力の手段として使ったと言えます。このほかにもあの手この手で引きずりおろしを画策している可能性あります。
菅総理のやり口は冷血で、権力を守るためには基本政策も平気で変えることがはっきりしました。
政治の世界は仁義なき戦いではありません。菅総理が師と仰ぐ梶山静六さんならもっと情を重んじたやり方をしたはずです。
林市長は身の振り方を悩み抜いているでしょう。このままで終わってはならないという気持ちを大切にして欲しいです。
林市長が出なければ全員IR反対で市長になりたい合戦です。茶番劇です。ガツンと一撃を食らわせて欲しいです。
林市長が既定方針通りIR誘致を鮮明にして始めて選挙らしい選挙になります。堂々と有権者に問うて決める課題です。
判官びいきの風が吹く可能性あります。寄ってたかっておばさんをいじめ権力を死守しようなんてとんでもないです。