「青天を衝く」の時代の危機意識を持とう

菅総理と小此木前大臣のコンビが横浜市長という権力の座を死守するために無節操な振る舞いをしています。

カジノをどうこうする以前に政治家としてあるべき姿勢として下劣です。権力奪取が目的化してます。

以上のような観点からブログを書き続けてます。ある畏友からき真面目過ぎるのではないかと意見をもらいました。

確かに私が述べているのは青臭い書生論のように聞こえるかもしれません。でも承知の上のことです。

政治の現状はコロナは二兎を追うと反撃されるとわかっているのにオリンピック強行開催、観客ありです。

河井夫妻の選挙違反事件に関連して1億5千万円もの選挙資金がつぎ込まれても自民党から責任ある説明はありません。

森友事件では自殺した元財務相職員の妻の訴訟を通じて財務省幹部が改ざんを指示したことが確認されました。

桜を見る会では安倍前総理は数えきれないほどのウソの国会答弁を繰り返していて政治的責任を取りません。

3期で辞めると条例まで作っていて平気で自ら条例を破り4期目に座った地方首長もいます。

台風直撃の時に対策本部を素通りして自宅に戻ったり、残忍な事件が県の施設で発生したのに夏休みを取る県知事がいます。

このように政治が本来持つべき筋道から外れてしまっている現状を鑑みた時に書生論は価値を持ちます。

多くの国民は内心おかしいと気づいているはずですが表に出して変革を求める動きをしようとはしません。

たったひとりで声を上げても意味がないと考えたり睨まれるのはばかばかしいとの御身大切意識で身を処しがちです。

時代がこうした堕落した状態を許してくれればよいでしょう。しかしどう考えても日本は沈没に向かって歩んでます。

国勢調査によれば人口は86万人ほど減り少子化の流れは止まってません。これだけでも国力低下です。

毎年のように大規模災害は発生してます。大規模金融緩和策の効果は出ず借金だけが積み上がってます。

中国は虎視眈々と日本を食い物にしようと狙ってますしロシアもあの手この手で日本を攻めて来てます。

アメリカとの同盟関係でしのぐのが基本姿勢とは言ってもいつ何時はしごを外されるかわかりません。

穀倉地帯や油田地帯で大災害が起きたり、世界の異常気象が深刻化すれば食糧・エネルギー危機必至です。

一般の国民が意識を変えて声を上げだらしない政治家の根性を叩き直すしかありません。

大河ドラマ「青天を衝け」を見ても幕末維新期、多くの名もなき民衆が身を賭して行動したことがわかります。

青臭いと言われようが書生論を胸に抱き立ち上がったのです。現代日本の危機を乗り越える教訓と考えるべきです。