たるんでます。
千葉県八街市で現場を見ることができず目をそむけたくなるような痛ましい事故が起きました。
私の孫の一番上は小学2年生です。ご家族の気持ちを思うといたたまれません。ご冥福をお祈りいたします。
テレビの現場の映像を見ていちばん最初に驚いたのはこの道路を通学路として活用していたということでした。
幅7メートルと伝えられてます。まっすぐです。速度規制の看板はないですから時速60キロまで許されます。
酒気帯び運転のトラックの速度は50キロ程度と言われてますが速度自体は違反となりません。
歩行者を守るための側線もなくカラー塗装もしていません。通学路としてなすべき施策が打ってません。
トラック運転手ばかりに目が行きがちですが八街市の行政の怠慢は見過ごせないレベルです。
市長は記者会見で整備が遅れたと話してました。全体を見て整備していると言い訳もしてました。
となると他にもっとひどい道路が多々あって整備の順番が回ってこなかったということになります。
ふざけた話です。落ち着いたら行政責任を厳しく追及することをぜひ考えて欲しいです。
昨日午後1時前にテレビのチャンネルをいじっていたら民放で熱海で土石流という見出しが映ってました。
すぐにNHKに切り替えました。天気予報氏を夢見る朝ドラ「おかえりモネ」の再放送してました。
直ちに速報を出し緊急ニュース画面に切り替えるのが災害時に果たすべき公共放送の役割です。
NHKは熱海の土石流報道で出遅れてました。出て来る記者の現場リポートも聞いてられません。
かつて勤務した会社の悪口を言って申し訳ありませんがお粗末です。NHKは猛省すべきです。
不思議なのは午前10時半の発生なのにメディアが騒ぎ出したのが2時間半も経ってからだということです。
山間僻地ではなく熱海です。発生時の映像には土石流から逃げている消防車も見えてます。
熱海市はリアルタイムに土石流の発生情報をつかんでいたはずです。伝達がなぜこれほど遅れたのか解せません。
川勝知事が自衛隊に災害派遣要請したのは正午となってます。報道がキャッチするのが遅れたのかもしれません。
梅雨末期は雨による大災害が頻発します。今年もそうなってしまいました。これからも危険は続きます。
こうした事態は十二分に想定されたのにもかかわらず職務を放り出して横浜市長選に転じようとしている政治家がいます。
小此木八郎前国家公安委員長・防災担当大臣です。私はこの行為はあるまじきことだ思ってます。
実際に大災害が起こったのです。職務を放り出した小此木さんが横浜市の防災をどう語るか注目です。