神奈川大学の政策過程論、現在試験レポートを受付中です。レポートを踏まえてプレゼンテーションを募集しました。

講義の登録者は98人いますが応募してきた学生はひとりだけでした。もう少しいるのかと思ってました。

プレゼンすれば試験の点数を内容により5点または10点上乗せすると言っていたのにも関わらずでした。

現在の学生は顔を出して意見を述べることに臆病な感じがしてなりません。改めて欲しい傾向です。

応募してきた学生は文章が下手なのでプレゼンで点数を稼ごうと思ったと正直に話してました。

これで良いのです。まずやってみて、それから得ることはにあります。挑戦しないことには始まりません。

講義で小論文の書き方を述べました。学術論文ではないので冒頭でインパクトを与えることが大切と助言しました。

就職試験の小論文は採点者に関心を持ってもらうことの方が先決です。冒頭でちょっと驚かすことが必要です。

平凡な表現を使っていては目立ちません。大量の文章を読まされる採点者の目に留まらないからです。

 

テーマは「私が考える地方議会改革」です。発表した学生は私の助言通りきつい言葉を投げつけました。

「地方議会は税金泥棒だ!」と切り出しました。刺激的です。反論したくなる地方議員の方も多いでしょう。

学生がなぜそう思うのか説明が続きました。多くの議会で首長の言いなりになっていて機能してないというのです。

首長と議会は対等の関係だと憲法で保障されているにもかかわらず実態はかけ離れているというのです。

首長の意向を忖度してその方向で議論をしていては議会とは言えないのではないかと述べてました。

この学生は改革案として賛否を二度取る方式はどうかと提案していました。一理あります。

まず賛否を明らかにしてその理由を文章で提出することを義務付けます。学生は7500字と高いハードルを掲げてました。

詳細に賛否の理由を記述させることで付和雷同的に態度を決めることを防止できるというのです。

各議員が賛否を文章で示したうえで討論を行い最終的な採決をとるという意味で2度採決ということです。

各議員が自らの考えを明確にして賛否を明らかにできるよう力量を上げることが議会改革だという結論でした。

途中勢い余ってつっかえることもありましたが学生の主張は一貫していてわかり易かったです。

自分の言葉で表現できて一層考えがまとまったことでしょう。挑戦してみて良かったと思ったに違いありません。

地方議員の皆さんは学生の問いかけにどう答えますか。胸を張って違うと言い切れる議会にして欲しいです。