人生ノート15~首長連合1~

地方分権改革推進委員会の委員になってから全国各地域の首長との付き合いも一気に拡大しました。2008年の暮れから新たな塊を創る動きを始めました。

地方の首長が結束して中央の政府を揺さぶり地方自治体がもっと自由に町づくりが展開できるように権限や財源を持ってこようとしました。

スター性のある首長がリードしていくことが大切です。地元神奈川ということで横浜市の中田宏市長に手紙を出したり直接会って意見交換をしました。

中田市長も既に東京杉並区の山田宏区長らと新たなグループ結成に動いていました。私もその勉強会に参加させてもらいました。

中田市長らとは国家観が異なり憲法の改正などについてもスタンスの違いはありました。しかし地方から日本を変えるという一点で連携しました。

2009年の6月から急展開になってきました。橋下徹大阪府知事が首長連合に参加したからです。中田市長が呼び込みました。

まなしにマスコミに漏れました。首長連合結成!。記事が一気に出ました。橋下知事の注目度は凄まじく、どこにも記者が群がっていました。

注目度が高い人が入ると一気にメジャーになるドラマを目の当たりにしました。でも中身は全然煮詰まっていません。注目度のみが先行していました。

理論的な裏付けをしていくのは地方分権改革推進委員会の委員でもある私の役目だと思い、首長連合と地方分権改革との関連付けを急ぎました。

独自に『維新としての地方分権』というA4版で64ページの冊子を作成して全国の首長に配布しました。地方分権は維新という考えを打ち出しました。