現役女性市議が講師の議員養成講座

神奈川大学の政策過程論の講義に参加してもらった平塚市議の江口友子さんから案内が届きました。

活動報告と一緒に「あなたも市議会議員になりませんか?」というタイトルのチラシが同封されてました。

終戦の日の8月15日に平塚市中央公民館大会議室で江口さんが講師となって市議の養成講座を開くというのです。

時間は午後1時半から2時間で二部に分かれていて第一部は江口さんの講演となってます。

「政治を知る・作る秘伝教えます」とタイトルが付けれてます。秘密の技を教えてもらえそうな感じがします。

第二部は「ディベートしない話し合い」、副題が誰でも語れる政治へとなってます。

論争ではなくざっくばらんな話し合いの中で手がかりを見つけて行こうとしているのだと思います。

江口さんは27歳で市議に初挑戦し2位で当選、以後はトップ当選3回3位当選1回で45歳にして当選5回です。

神奈川大学の講義の時は海岸の防風林を開発から守る立場で活動していることを学生に語ってました。

私から神奈川大学が平塚から移転する課題について平塚市と市議会の対応について聞きました。

大学キャンパスのある地元地域や交通関係者にとっては重大問題であると語ってました。

その後早速江口さんは仲間の市議たちと連絡を取り合い行政への働き掛けを強化するための勉強会を開きました。

フットワークの良さに感心します。勉強熱心で全国初の自殺予防条例を議員立法で成立させてます。

政治はわからないと避けていては現状を変えることはできないと身近な市政への挑戦を後押ししようとしてます。

若くして市議になり住民の目線で市政の在り方を問い続けている江口さん自らの体験をもとにした内容になるはずです。

現役の市議が選挙のライバルになるかもしれない議員を増やす活動に取り組むのですから大変ユニークな試みです。

江口さんは市議になりたての頃から男性市議との意識のギャップに苦しんだ体験が何度もあると言ってました。

女性差別を意識させられることも度々だったようです。こうした体験も市議育成に舵を切った要因だと思います。

ただし女性限定の催しではなくどなたにも門戸は開かれてます。学生も歓迎とのことです。

参加費は大人3000円学生500円。問い合わせ先は電話0463-32-1610 info.eguchijimusho@gmail.comです。

身近な政治に関心があり市町村議員に挑戦してみたい方是非参加してみてはいかがでしょうか。

評論家ではなく実践されている方による講座ですのでこれほど有益な講義はないでしょう。

 

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