人生ノート24~神奈川県知事選挙3~

選挙を重ねるたびに足を向けられない人がどんどん増えます。神奈川県知事選挙では応援して下さった市町村長の有志の皆さんがそうです。

自民党や民主党、公明党が対抗馬を推しているのに反旗を翻している私を公然と支援するのは市町村長にとってなかなか勇気がいることです。

自分の選挙では様々な政党支持者から一票入れてもらわなくてはなりません。主要政党が多数を占める議会からのしっぺ返しがないとは言えません。

しかし、13人の町村長は全員私を支援してくれました。これは当時の町村会長の間宮大井町長と副会長の山口箱根町長の尽力のおかげでした。

市長会の方は一本にまとまるという訳にはいきませんでした。市の方が規模が大きいと政党との結びつきも強いから当然です。

その中で川崎市の阿部市長、海老名市の内野市長、前面に出て応援してくれました。巨大都市川崎市の市長の応援は本当に心強かったです。

阿部市長と一緒に川崎市内を遊説して回りました。躍進する川崎をこの目で実際に見れたことは貴重な体験でした。本当に感謝しています。

川崎というと公害都市みたいなイメージが残っていましたが過去の残像に過ぎませんでした。大規模な都市開発や環境産業の誘致で大きく変貌を遂げていました。

政党の利害で県知事を決めるのではなく地方政治の第一線を担っている市町村長が自分たちの代表を県知事に送ろうとしたことは画期的です。

こうのような歴史に残る県知事選挙を戦わせてもらったことは私にとってかけがえのない体験でした。応援して下さった市町村長の有志の皆さんに感謝です。