12日付の神奈川新聞に興味深いべた記事が載ってました。二階派の重鎮の河村健夫元官房長官の発言です。

菅総理理は恩を忘れていると指摘したというのです。菅総理の総裁選不出馬の裏舞台を暴いてます。

私がしばしば引用している神奈川新聞の敏腕有吉記者の見方は菅総理と二階幹事長は示し合わせているとのものでした。

河村さんの発言でこの見方は明確に否定されました。菅総理は延命のために二階さんを切りにかかったのです。

二階さんや派の重鎮たちにしてみれば誰のおかげで総理になったのか恩を忘れたのかとなります。

有吉記者はこうした状況の中でも菅総理は反転攻勢を仕掛けようと執念を燃やしているとの見方をコラムで書いてます。

安倍前総理や麻生副総理らの非情さにも触れてますので菅総理が戦う相手は予測できます。

昨日、河野太郎さんが石破茂さんの事務所を訪れて支援を要請したと報じられました。

石破さんは出馬するかどうか判断をしている立場の方です。そこへ飛び込んでいくのは意外でした。

石破さんを抱き込めれば河野さんに有利です。ともに地方党員間の人気を誇り組めば圧倒的でしょう。

しかし、石破さんは安倍前総理と敵対関係にあります。石破さんに接近するのはリスクがあります。

河野さんはそうした懸念を振り切り懐に飛び込んだことになります。虎穴に入らずんば虎児を得ずということです。

この大胆な判断は河野さんが独自に決したとは思えません。河野さんは政局の舞台回しの経験はありません。

どなたかに入れ知恵されたのではないかと疑念を持ちました。有吉記者の記事が頭に浮かびました。

水面下で菅総理が画策しているのではないかと思ったのです。もちろん確証はありません。

NHKによれば河野さんは「挙党体制を構築して衆議院選挙に臨みたい」との考えです。

これは河野さんが総理総裁になったならば何らかの重職に就いてもらい共に戦おうとのサウンドにも受け取れます。

石破さんが河野さんとの会談を受けてどう決断するかは15日の派閥の総会で決まる見通しです。

石破さんが総裁選挙から降りることになれば政策論争が貧弱になります。特に安保防衛論議についてです。

北朝鮮が射程1500キロの弾道ミサイルの開発に成功したとの衝撃のニュースが流れたばかりです。

石破さんが論戦に参加し豊富な軍事情報に基づいて政策論議をリードしていくべき時です。

離脱したら総裁選の敗北を恐れ逃げたと受け止められます。同時に河野さんからの誘惑に乗ったともいわれかねません。

河野さんからの甘い言葉は石破さんにとって毒饅頭です。廃棄して堂々たる戦いに挑んで欲しいです。