人生ノート31~衆議院選挙2~

昨年末の衆議院選挙後、あいさつ回りをしていた時、親戚先の女性から「順ちゃんは、自信を持ちすぎ。だから負けた。」と言われました。

自信を持つのはいいけれども持ち過ぎはいけません。過信ですね。指摘される通りでした。衆議院選挙を通じて土台になっていたのは県知事選挙の得票でした。

神奈川県西部で圧勝した。浸透しているはずだと思い込んでました。自民党の強い秦野市でも2千票勝ったのは大きいと勝手に分析してました。

これに自分が一番実績のある候補者だという自負も加わりました。開成町長13年の実績がある。県西部活性化を掲げて戦えばいけると思ってました。

しかし、選挙が変われば投票行動も全く異なります。県知事選挙のように神奈川県全体を選挙区とする選挙より衆議院選挙はずっと有権者に近い選挙です。

1996年10月に衆議院選挙に出て衆議院選挙がドブ板選挙であることは知っていたはずですが…。政策より何より短さが大切です。

勝利した自民党の牧島かれんさんをはじめみんなの党の井上義行さんも民主党の神山洋介さんも2009年8月の衆議院選挙から回っていました。

牧島さんのこまめな顔出し。井上さんの小田原駅でのあいさつ運動。こうしたこつこつした努力を完全に見くびっていたことになります。

結果は、4万4千票で4位。事実を受け止めるしかありません。一番最後から出馬してマメさが足らないということになれば票が集まりません。