人生ノート33~衆議院選挙4~
衆議院が解散されて無所属のハンディーキャップはさらに拡大しました。解散されたらできる限り速やかに個人名のポスターははがすのが決まりです。
しかしおびただしい数の看板です。一つ一つ選挙管理委員会がチェックするわけでもありません。貼った者勝ちみたいなところがありました。
神奈川県の選挙管理委員会に疑問を呈しても個人名のポスターが貼ってはう看板の場所などをいちいち伝えなければなりません。そんな面倒なことできません。
いま勢いがあるのは維新の会なのだからなぜ入らないかという声が随分ありました。橋下さんとは一緒にグループを作っていたではないかと言われました。
確かに衆議院選挙に踏み切った当初は「神奈川発維新」を掲げ神奈川から変革の波を起こそうとしました。解散後、維新への入党を仲立ちした方もいます。
橋下さんは東京都知事の石原慎太郎さんと合体し、脱原発の旗はかすみ、憲法改正、近隣アジア諸国との対立激化の方向が色濃くなりました。
これではいくら人気と勢いがあっても私の主義主張と全く相いれません。勝つためだけに飛び込むのならば何のために政治家をしているか自分を見失います。
そうこうしているうちに亀井静香さんと元農水大臣の山田正彦さん、それに名古屋市長の河村たかしさんが新しい政党を立ち上げました。
脱原発と反TPP、そして消費税の増税をは凍結の三本柱で行くということでした。11月24日亀井静香さんと2時間ほど話し合いました。
亀井さんと親交のある野中広務さんからの紹介でした。政策の一致で政党に入ろうと決断しました。25日の小田原の事務所開きで発表しました。
維新とは違って決して人気と勢いがある訳ではありません。いかがなものかという意見は当然ありました。でも主義主張を曲げることはできませんでした。