牧島デジタル大臣は地元に何を遺す

衆議院選挙の真っただ中ですがわが神奈川県第17区は平穏です。自民党の牧島かれんさんの勝利は間違いありません。

岸田内閣の発足で当選3回ながら大抜擢されデジタル担当大臣に就任した効果が大きいです。

牧島さんが大臣に相応しい得票を得るかどうかそちらの方に関心があります。前回11万7千です。

牧島さんは2012年12月に行われた初当選です。2009年8月の選挙では苦杯をなめました。

河野洋平元総裁の後継者として出馬したものの民主党ブームの突風に吹き飛ばされました。

2012年の選挙には前年に行われた県知事選挙で県西部地域で善戦した余波を期待して私も出馬しました。

ところが現実は厳しく4位と惨敗しました。3年強コツコツと地道に選挙区を回った牧島さんには遠く及びませんでした。

その時初当選の牧島さんが早くも大臣になるとはさすがに予想だにしなかったです。

女性初の青年局長から大臣へととんとん拍子です。運もあるのでしょうがそれも実力の内です。

選挙の後からデジタル庁として初めての本格的予算編成となります。牧島大臣の手腕が問われます。

大臣ですから地元ばかりに恩恵を及ぼすことは許されないでしょうが何か足跡を残して欲しいです。

私の期待は先にブログで書いた自治会町内会のデジタル革命に向けて支援の仕組みを整えることです。

片山さつき元地方創生大臣が提案したように民間IT企業OBをデジタル化応援団として組織化するのも一案です。

莫大な資金が必要なデジタル関連の基盤整備事業を行うのは国全体をにらんで地域を選びますので簡単には行きません。

自治会町内会規模への投資ならば大臣の即断即決で実施することが可能です。モデル的事業をおひざ元から始めて欲しいです。

自治会町内会へのデジタル投資は地に足の着いたデジタル革命そのものでおろそかにできません。

選挙区優先であってもどこからも文句が付けられないと思います。旗を振って欲しいです。

神奈川県西部地域は箱根山や丹沢山を抱えており中山間地域の集落が多数存在しますし里山地域もあります。

最先端企業も立地してますしそうした企業のOBOGも多くいます。モデル事業に取り組む好適地です。

こうした利点を活かして自治会町内会のデジタル化をモデル的に進めて行くことを期待して止みません。

特にデジタル化を通じた中山間地の活性化や防災や福祉の強化へとつながれば牧島大臣の功績となります。

大臣任期は基本として1年、その前に7月に参院選もあります。何が起こるかわかりません急いで欲しいです。

選挙終了後ただちに神奈川県西部地域の自治会町内会のデジタル化に動き出すことを望みます。