真鶴町松本前町長、出馬待望論!

有権者名簿の持ち出しが明るみに出て混乱が続いている神奈川県真鶴町。町長選挙は19日となりました。

宇賀一章前町長が出馬と伝えられてます。宇賀さんは昨年9月の選挙で1200票近くの差で大敗を喫しました。

1年余りで捲土重来のチャンスが巡ってきました。前回選挙より900票以上減らした票を取り戻すことができるかです。

町議選で落選した森敦彦元町議も出馬だということです。この方は有権者名簿受け取っていました。

名簿の持ち出しの責任を取って辞職した松本一彦前町長はひたすらお詫びの行脚中とのことです。

次の町長選挙に出馬するか否かは不明です。最終判断をするため支持者の意見を聞いているのだと思います。

私は選挙で決着をつけるのが筋だと思います。逆風であっても立ち向かって欲しいと思います。

昨年の選挙で圧勝をもたらした町民の期待は残っていると思います。このまま舞台から降りてしまうのは残念です。

有権者名簿の持ちだしに関して全責任が松本さんに集中してしまっている印象があります。

いちばん最初に持ち出した時期は2016年9月の町長選挙の時です。青木健元町長に提供したとのことです。

現在町議を務める青木元町長は全くあずかり知らぬと全面否定してます。真相はやぶの中です。

それどころか腹心の部下だった松本前町長を相手に訴訟を起こすとの新聞記事も出ました。

青木さんの意向に沿って松本さんが動いたと見る方が理にかなっていると思えてなりません。

かりに松本さんが青木さんの意向を忖度して自発的に動いたとしても全面否定するのは不可解です。

このままでは選挙人名簿の持ち出し疑惑は正直に事実を認め潔く辞任した松本さんだけが悪者です。

松本さんはいたたまれないはずです。真実を明らかにする意味でも町長選挙に出て町民の信を問うて欲しいです。

もちろん勝ったとしてもそれで全てが水に流されるほど甘くはありませんが出馬しなければひとり責めを負います。

正直に語った者が断罪されほほ被りしてくぐり抜けたものが得をしてしまうのは納得できません。

松本さんは精神的に苦しい立場に追い込まれているはずです。試練と受け止めて欲しいです。

宇賀さんと森さんのほか誰が出馬するか不明ですが、松本さんが出馬すれば宇賀さんと事実上の一騎打ちです。

選挙で白黒つけるのがいちばんです。松本さんが掲げた改革路線を町民は依然として支持するのか。

それとも宇賀町政に戻す方が町政は安定するのか町民の判断がはっきり示されます。

私は、現役バリバリの松本さんが逆風を乗り越え再び真鶴町のかじ取りをすることを期待します。