真鶴町長選、起死回生VS 捲土重来
昨日の神奈川新聞の一面、真鶴町長選挙に松本一彦前町長立候補と報じられてました。
私的には真打登場と大歓迎です。叩かれっぱなしではいけません。起死回生の反転攻勢です。
有権者名簿をコピーして自らの選挙や近しい仲間に提供したことは許されるものではありません。
松本さんも責任を痛感したからこそ問題が発覚後町長職を辞任して町民にお詫び行脚に入ったのだと思います。
しかし名簿の提供を受けていた元町長で現在町議の青木健さんらの松本さんへの仕打ちはむごいです。
青木さんは腹心中の腹心だった松本さんを一方的に悪者に押しやりました。私にはこれが許せません。
5年前の青木さんの町長選挙の時にも有権者名簿をコピーして渡したとの松本さんの告白を全面否定しました。
裁判に訴えるとまで明言したのです。青木さんの発言には開いた口がふさがりません。
自らの地位を守るためには平然とかつての腹心を切って逃げ出す姿勢はさみしい限りです。
こうしたドロドロした真鶴町の政治状況を一新するためには松本さんは町長選挙に出て表舞台で勝負すべきと思ってました。
松本さんの決断により私が待ち望んでいた状況となりました。14日告示19日投票超短期決戦です。
捲土重来を期す宇賀一章元町長がすでに出馬表明しています。昨年9月の町長選挙の再現となりました。
今度は有権者名簿の流出問題があり宇賀さんのほかに3人が出馬の意向ですので様相が異なります。
松本さんに対し松本さんを批判する宇賀さんをはじめ4人が勢ぞろいという格好です。
事実上は松本さんと宇賀さんの一騎打ちです。前回は1200票近くの大差がつきましたが今度はわかりません。
有権者名簿の持ち出しに対する真鶴町民の厳しい意見は当然あると見るのが常識だからです。
松本さんがここをしのいで勝ち抜くかそれとも宇賀さんが執念でリベンジを果たすのかバトルです。
松本さんは厳しい選挙を覚悟していると受け止めました。1年間は無報酬にすると表明しています。
ただならぬ決意です。松本さんのこの覚悟を見て真鶴町の有権者が過ちを赦してくれるかどうかです。
宇賀さんはもう一度自分にやらせることが真鶴町政の正常化への近道だと主張するでしょう。
55歳と若く町長就任わずか1年余りの松本さんは改革は、これからが本番と再チャレンジを切望するでしょう。
松本さんにもう一度チャンスを与えるのかそれとも元の宇賀体制に戻ることを選ぶか予測は困難です。
厳しい状況下での不屈の挑戦を見るとエールを送りたくなるのが私の性分です。私は松本さんの再起を念じてます。