ゆく年くる年

2021年、世界は新型コロナで揺さぶられ続けました。その中で東京オリパラは開催されました。

超一流アスリートたちの奮闘ぶりには胸が熱くなりました。しかしこの状況下での開催に対しわだかまりは今も消えません。

招致委員会として賛否両論の議論を詳細に記録に残し後世の検証のための素材を提供する責務があります。

オリパラでは日本人らしさを印象付ける場面もありました。柔道の金メダル大野選手の礼儀正しさは典型でした。

野球のメジャーリーグでの大谷選手の超人的活躍を一層際立たせたのも大谷選手の振る舞いでした。

グランドに落ちているごみをさりげなく拾い上げてポケットにしまい込むシーンが目に焼き付いてます。

野球選手の聖地グランドは清らかにという日本人特有の精神が行動として現れたと思います。

昨今の日本は経済指標は下落が続きかつてジャパンアズナンバーワンと賞賛された勢いは見る影もありません。

こうした中で日本は何を世界に誇るべきかを考えた時、日本人の持つ精神性を軽んじることはできません。

日本が再び世界の耳目を集めたいと思うならば日本人の原点ともいえる精神性に磨きをかけることから始める必要があります。

決して国家主義に戻れというのではありません。大野選手や大谷選手が示した作法を見習うことからスタートです。

私の個人的出来事としてはことしは帯状疱疹に苦しめられた1年でした。実はまだ痛いです。

足柄の歴史再発見クラブの活動は帯状疱疹とともに活動を休止してしまった感があります。

来年は2023年の関東大震災から100年を念頭に調査活動に本格的に取り組む計画となってます。

関東大震災を学び直す意味でも活動に力を入れることにしています。今年の分まで頑張ります。

二宮尊徳に学び地域貢献をする「あしがら平野一円塾」の活動も新型コロナで停滞気味でした。

あじさいの里のあじさいの管理もままならず雑草を茂らせてしまいました。10月にようやくきれいにできました。

会員の小澤良行さんのキウイ農園でのもぎ取り体験は11月に賑やかに実施することができました。

開成駅周辺の新たに移り住んだ家庭の子供さんたちがもぎ取りに参加してくれて農業を知るきっかけを提供できました。

来年は瀬戸屋敷と協力し合ってさらに工夫した体験ツアーの企画を練ろうと持ちかけています。

ボランティア活動は生活を充実させます。ささやかでも世のために貢献できている気分は元気の源です。

来年は体調を整えボランティア活動にも積極参加できる年にします。ブログ今年一年ご愛読ありがとうございました。

 

 

 

 

記事

前の記事

続々・2021年回想