中央年齢という数値があります。上の世代と下の世代の人口が同じになる年齢のことです。

日本は数々の経済指標でどんどんランクを落としていますがこの数値は世界トップです。

WHO=世界保健機関の発表数値です。日本は、45.9歳。ドイツが45.5歳。イタリアが44.3歳と続きます。

上位には先進国が並びます。韓国は28位で39.4歳、中国は、40位で37.4歳。なんとアメリカも同じ数値です。

下位はアフリカの小国が並びます。183位のニジェールは驚くなかれ15歳です。チャドウガンダが続きますが15歳代です。

世界の平均値は28.2歳です。日本がいかに年老いた国であるかが数字上で一目瞭然です。

もうひとつ日本が世界1を誇る数値があります。平均寿命です。日本は84.3歳でトップです。

2位スイス3位韓国、以下シンガポール、スペイン、キプロス、オーストラリア、イタリアと続きます。

中央年齢と同様に上位は先進国が並びます。アメリカは40位で78.5歳、中国は48位で77.4歳です。

下位はやはりアフリカの小国です。183位は南アフリカに囲まれた王国レソトです。50.7歳です。

以下人生わずか50年の国々が中央アフリカ、ソマリアなど6か国続きます。貧困にあえぐ国々です。

子どもの数が多い一方で劣悪な公衆衛生状況のため子供の死亡率が高いことからこうした数値になると見られます。

日本は老いた国で長生きの国です。人口減少・少子化が続いていますのでこの傾向は続くと見ます。

今年の新成人の数は120万人で昨年より4万人減少したとのことです。1970年は246万人ですので差にがく然とします。

最新の出生率は、1.34でこちらは世界で最も低い国のひとつとなっています。改善は見えてません。

若さには未来があります。その意味ではアフリカの小国もいずれ羽ばたく可能性を有しています。

一方日本は老い先短いではありませんが可能性を切り拓く希望がどんどん薄れて行く不安感が横たわります。

現状を打開するには思い切って若い世代を登用することしかありません。おっさん世代が居座っていては先行き暗いです。

先輩世代はやることが無いのかというとそんなことはありません。若い世代を登用し育てる大仕事があります。

世界はどんどん若い人たちが勃興しているのです。高齢者ではとても太刀打ちできないことは自明です。

高齢者は若い世代を舞台に立たせるそのために全力を挙げることに使命感を持つべきです。

力ある高齢者は自らの立場を守るのではなく若い世代を引き上げることが最後の大仕事と心得るべきです。