人生ノート48~参議院選挙1~
中国訪問に出かける直前の5月17日、行動を共にしてきた衆議院議員で阿部知子さんがみどりの風に入りました。副代表に就きました。
環境派の大合流が難しくなったので、国会議員は一つにまとまろうという動きでした。スッキリといえばスッキリですが広がりには欠けました。
環境派が結集しやすくなるように新たな党名をという動きも一時期ありました。みどりの風の谷岡代表も柔軟な姿勢を示しましたがまとまりませんでした。
結局みどりの風として参議院選挙を戦い抜くということになりました。元農林水産大臣で反TPPの顔でもある山田正彦さんは比例代表の候補として名を連ました。
あとは何人候補者を擁立できるかということになりました。みどりの風のご意見番の亀井静香さんからは4月中旬に私に対して立候補の打診がありました。
谷岡代表からも阿部知子さんを通じて声がかかっていました。私は客観情勢もさることながら横浜、川崎といった大都市部で選挙体制が組めるのか懸念がありました。
県知事選挙で初めて大都市部の選挙を体験しました。町長選挙とは異次元の選挙です。霞の海を漂っているうちに選挙が終わってしまったみたいでした。
街頭活動の動員も大変に苦労しました。大都市に少なくとも拠点がない限り神奈川県全体を選挙区とする選挙はできないと考え慎重でした。
5月末に谷岡代表と会談しました。谷岡代表からは政党として全面的にバックアップするのでと参議院選挙出馬への強い要請がありました。
参議院選挙でみどりの風という環境派の政党を生き残らせたいという思いはありました。しかし時間がありません。5月31日に地元の後援者と相談しました。
厳しい状況に追い込まれ取捨選択を迫られるとやってみようというのが私の性分です。とにかく勝負して活路を見出したいとお願いしました。
両手を挙げてという感じではありませんでした。政党が全面バックアップしてくれるのならばということで勝負ということで話は進みました。