19日の国会の代表質問で立民党の小川淳也さんがトンガの海底火山の大爆発を取り上げました。

17日の施政方針演説で岸田総理はなぜ取り上げなかったのかと聞いたのです。岸田総理はうなづいてました。

痛いところを突かれたと思ったのだと推測します。岸田総理の答弁はっきりしませんでした。

津波のような潮位変化があった後に気象庁が警報や注意報が出す事態になった経緯もあります。

21日の参議院本会議で維新の浅田均さんが警報が遅れたことは看過できないと問い質しました。

普通の国民感覚に沿った質問だと思います。政治は国民とともにあるのでこうした率直な質問は評価できます。

トンガの海底火山の爆発と津波の問題は国会で取り上げられ気象庁内部だけの議論では済まなくなりました。

岸田総理は潮位変化の発生のメカニズムは有識者の意見などを聴取し検討し今後に活かすと答弁しました。

ウィキペディアによればトンガは人口は10万5千人ほどで大小171の島々からなる王国と書かれてます。

津波の高さが15メートルとされます。島しょ国のトンガで大きな被害をもたらしたことは容易に想像できます。

日本の大災害の事例で言えば巨大津波が押し寄せた3・11と富士山宝永噴火が一度に起きたようなものです。

発展途上国のトンガが十全な対応策をとることは困難です。国際的な緊急援助が喫緊の課題です。

噴火の影響で通信インフラが機能せずインターネットの時代でも情報収集ができないというのです。

日本でもし富士山が1707年の宝永噴火のような大爆発を起こしたら同様な事態が発生すると推定されます。

日本の方が高度に通信網や交通網が発達し開発が進んでますので火山灰の影響はトンガよりはるかに甚大でしょう。

津波は収束したとはいえ大気中の噴煙の影響は今後の分析を待たないとわかりませんので予断は許しません。

フィリピンのビナツボ火山爆発の噴煙は太陽光を遮り世界の気象に影響を与えたとされます。

富士山を始め77の活火山を抱える日本は火山災害と隣り合わせです。2014年には御嶽山が爆発し58人が死亡しました。

1991年には雲仙普賢岳で大火砕流が発生し40人の死者が出ました。日本の象徴富士山噴火の危険性は常に言われてます。

トンガの海底火山爆発は他人ごとではありません。日本は自分事として捉え援助を進めて欲しいです。

政府は自衛隊を活用して飲料水の供給や噴火の砂を除去する機械の提供に動きました。

岸田政権の災害における国際貢献への姿勢を示す時でもあります。国際社会が目を見張る援助を期待します。