人生ノート51~参議院選挙4~

参議院選挙の出馬を決めてから衆議院議員の阿部知子さんと二人三脚で活動を続けました。阿部さんは駅での街頭活動が趣味みたいな政治家です。

県知事選挙以来久し振りに横浜、川崎、藤沢、辻堂、新百合ケ丘、相模大野など各駅で街頭活動を続けました。人の数の多さに戸惑います。

雑踏での街頭演説。余程の知名度がないと振り向いてもらえません。私のレベルの知名度では全く無視に近いです。阿部さんでも地元選挙区以外では苦しいです。

そうなりますと政党の看板が意味を持ちます。みどりの風の看板としての力の弱さが気になりました。みどりの風の存在を知らない人が予想以上に多かったです。

みどりの風が掲げている政策は、脱原発を柱にした環境政策と日本の伝統を守る政策の組み合わせでした。日本を根本から変える要素をしっかり持っています。

しかし政党自体が知られていなくてはその中身まで入ってもらえません。少なくとも環境派の結集によるみどり連合ができていれば違いました。心残りです。

組織がない政党としてすぐにやれることは街頭演説して反応を見ることです。正直冷たかったです。最終的な選挙結果を暗示していました。

しかし、めげてはいられません。阿部知子さんという応援団長を得てスタッフもついてもらって各駅で街頭演説ができたのは嬉しかったです。

これまではたった一人の辻説法でした。一緒に立ってもらえる人がいることは勇気付けられます。語る言葉に自然と気合が入って行きました。