国民民主玉木代表、ガソリン税減税に命をかけるべし
ガソリン税の税率上乗せ分25.1円を減税できるかどうか自民、公明、国民民主で協議が始まっています。
国民民主党の玉木代表は政府与党が上乗せ分の減税を検討することを評価し衆議院で予算案に賛成しました。
形式的に協議することで時間を費やすことは国民に対する裏切り行為と映ってしまいます。
玉木代表として本当の本気度を示さなければなりません。正念場であるとともに絶好のチャンスです。
ロシアのウクライナへの軍事侵攻によりエネルギ事情は激動し原油価格は上昇の一途です。
プーチン大統領の力による現状変更の意志は強固ですので安定化に向かう兆しは見えません。
ガソリン税減税へと踏み込むチャンス到来です。玉木代表は政治生命を賭け挑戦する時です。
減税に極度の警戒感を抱くのはいつものことながら財務省です。玉木代表の出身官庁です。
政治の力で押さえつけなければ国民生活への多大な影響は深刻度を増すばかりです。
東日本大震災対応に充てている財源が当面なくなり一方で税収減への補てんをしなくてはなりません。
財務省としてはコロナ対策で国債が増大している中でさらに財政悪化は食い止めたいのが本音です。
しかし日本を取り巻く国際政治の現状は平時の感覚で御せるほど生易しいものではありません。
世界的な戦時状況と言って良いほどの緊張状態であり、しかも当面続く可能性が高いです。
救国国債を発行して財源を補てんし国民生活を安定化させることが政治の役割です。
一時の財政悪化を懸念するあまり国民生活を破綻させてしまっては元も子もありません。
行き当たりばったりではなく最悪の場合を想定し長期的な財源補てんの方策を検討する必要があります。
日中戦争から太平洋戦争終了まで8年かかりました。最悪10年は覚悟する必要はあります。
ここで私の持論をまたもや書かせてもらいます。金持ちのタンス預金を引き出す国債発行です。
諸事情があってタンスに眠っている現金をこの際お国のために提供してもらいたいです。
緊急で救国の措置ですの金利はマイナス10パーセント程度で我慢してもらいたいです。
その代替措置として相続税を減税するとか何らかの知恵を出してもらいたいです。
2024年には1万円札が福沢諭吉から渋沢栄一に代わります。このタイミングが重要です。
無記名で新券との交換を許容すれば国債の売れ行きは増すというのが常識的見方です。
まるで政府がマネーロンダリングするみたいですが背に腹は代えられないと思います。
1年10兆円として10年間で100兆円の救国国債の発行です。国が安定すれば安いものです。